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ブックマーク / webgenron.com (3)

  • 第65回岸田國士戯曲賞に寄せて|柳美里

    柳美里さんから編集部に連絡があったのは6月下旬のこと。岸田國士戯曲賞の選評が掲載されず選考委員を辞することになった、ついては選評と経緯を説明する文章を発表できないかとの相談でした。原稿を拝見し、編集部で議論のすえ、掲載を決定しました。ゲンロンもスクールや新人賞を主催しています。他社である白水社さん主催の選考について、第三者であるゲンロンが批判を掲載することにはリスクがあります。非難もあるかもしれません。けれども、岸田國士戯曲賞は有名な賞で歴史も長く、柳さんも影響力のある作家であり、内容的にも必ずしも戯曲賞および白水社さんを一方的に批判するものではないことから、公表には公共性があると判断しました。掲載にあたっては、柳さんと相談し、個人名を割愛するなど最低限の編集を施しています。原稿の公表が、演劇界での議論の活性化につながることを期待します。(東浩紀+上田洋子) 岸田國士戯曲賞の選考委員を辞

    第65回岸田國士戯曲賞に寄せて|柳美里
    tweakk
    tweakk 2021/10/02
    受賞作なしという結果に関して授賞イベントそれ自体のありかたに踏み込んで論じることはごくまっとうだよね。なにより読ませる。
  • 【 #ゲンロン友の声|008 】ポリコレ疲れになにか対策はありますか?

    充実したゲンロンさまのコンテンツ、いつもお世話になっております。さてそこで質問なのですが、今世界では新反動主義や暗黒啓蒙と呼ばれるものが跋扈し、規範的な議論そのものに対してシニカルな目で見る論調が幅を利かせ、とにかく面白ければいいと、情動的なものが重視されているように見受けられます。リベラル疲れやポリコレ疲れ、込み入った議論は面倒という風潮に何か打開策はありますか? というのが質問になります。 以前、ゲンロン友の声で東さんは(以下、引用)「ひとの意識を変えるためには、その言葉を包みこむ長大な「文脈」がセットに提示されないといけない」とおっしゃっていました。愛や心や正義や真理や欲望や知といった概念について考えることや議論すること自体、「カッコつけてるだけ」、「ただの綺麗事」と見なされる文脈の方はどうすれば変えられるのでしょうか?(大阪府・20代・男性・非会員) 質問がなかなか複雑だったのです

    【 #ゲンロン友の声|008 】ポリコレ疲れになにか対策はありますか?
    tweakk
    tweakk 2020/06/14
    これは同意しかない。シニシズムにならなければだが。
  • 【特別寄稿】イスラエルにおけるコロナ禍──ユダヤ教超正統派と世俗派のあいだで|山森みか

    ゲンロンカフェではこの4月、当時ドイツ在住だった高橋沙奈美さんに、同地およびロシアウクライナの東方正教会におけるコロナ禍への反応と対応についてレポートをいただきました。今回はコロナ禍における世界の宗教を知る企画の第2弾として、イスラエル在住の山森みかさんに、同地の社会状況とユダヤ教についてレポートをいただきます。イスラエルの文化は、日ではそれほど知られていないのではないでしょうか。山森さんの著書『「乳と蜜の流れる地」から──非日常の国イスラエルの日常生活』(新教出版社)によると、「ユダヤ人であれば、好むと好まざるとにかかわらず、宗教と民族は一致する」とのこと。全世界に降りかかったコロナ禍に対して、宗教的慣習が人々のふるまいを大きく規定しているイスラエル社会では、どのような対応がなされたのでしょうか。 6月5日(金)19:00より、山森さんとビデオ通話をお繋ぎし、上田洋子が聞き手となって

    【特別寄稿】イスラエルにおけるコロナ禍──ユダヤ教超正統派と世俗派のあいだで|山森みか
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