ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (16)

  • 世界最高峰の野生生物写真コンテスト2023、受賞作13点 ナショジオ写真家が大賞

    極寒の海で繰り広げられる捕者と獲物の駆け引き。動物の母と子の安らぎのひととき。英国のロンドン自然史博物館が主催する野生生物写真コンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」では、世界中の一流の写真家たちによる傑作が披露される。 シャチの群れが氷に向かって突進し、波を立ててアザラシを海に落とすという特殊な方法で狩りをしている様子。ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー、バーティー・グレゴリー氏が撮影した。気温の上昇によって氷床の融解が進み、アザラシが陸地で過ごす時間が増えているため、今後、こうした狩りの方法は見られなくなるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY BERTIE GREGORY, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR) 参考記事:バーティー・グレゴリー氏撮影「【動画】シャチのアザラシ狩りになんとクジラが乱入、なぜ?

    世界最高峰の野生生物写真コンテスト2023、受賞作13点 ナショジオ写真家が大賞
  • 金魚は「ヒーローであり悪役」、海外の研究者が語る金魚の文化史

    金魚(学名Carassius auratus)にはさまざまな品種が存在する。写真は上を向いた大きな目が特徴的なチョウテンガン。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) かつて米国の詩人が「濡れたペット」と称したように、金魚といえば、伝統的に砂利を敷いたた小さなガラス鉢で暮らしてきた観賞魚だ。しかし、英リンカーン大学の教授アナ・マリー・ルース氏によると、金魚はもっと多様で複雑な存在だという。 科学史と医学史を専門とするルース氏は著書『Goldfish(金魚)』の中で、金魚の文化史をひもとき、金魚は平凡であると同時にエキゾチックでもあり、科学研究のヒーローであると同時に環境問題の悪役でもあり、さらに、生物地理学的な成功そのものだと語っている。ナショナル ジオグラフィックはルース氏に、金魚(学名:Carassius a

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  • 古代エジプト人が頭に載せた謎の物体、ついに発掘

    約3300年前の晩さん会。頭に円すい形の物体を載せた女性たちが描かれている。この円すいは古代エジプト美術によく登場するが、単なるシンボルか、実際に使われていたものかという議論を呼んできた。(PHOTOGRAPH BY WERNER FORMAN, UNIVERSAL IMAGES GROUP/GETTY) 古代エジプト美術には、頭に円すい形の「何か」を載せた人々が登場する。パピルスの巻物やひつぎに描かれた王族の晩さん会や神聖な儀式には、頭に円すいを載せた男女が集まっている。特定の神々と結び付くとされた、出産の風景を描いた作品に描かれることもある。 古代エジプトでは1000年以上にわたり、この円すいが広く描かれ続けたが、実在したかどうかは不明で、その意味も解明されていなかった。この謎めいた物体が発掘されたことはなく、一部の学者は単なる象徴にすぎないと考えるようになった。キリスト教美術の聖人や

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  • 【動画】トリックなし! 巨大な月が沈む動画

    「この人たちに危険が迫っているわけではありません」。NASAのWebサイトに載った動画説明は、こんな一文で始まる。 2018年6月1日、NASAがある動画を公開した。映っているのは、巨大な月が山の尾根に立つ十数名ほどの人々にぐんぐん迫ってくる光景だ。月は、まるで空から落ちてくるように、山の向こう側に沈んでいく。(参考記事:「宇宙からしか見られない『地球と月』のツーショット8点」) SF映画にありそうな光景だが、これはネットで見かける加工された映像ではない。100%リアルな映像だ。(参考記事:【動画】当に美しい月を見ると人はこうなる) 動画を撮影したのは、スペインのカナリア諸島を中心に活動する写真家のダニエル・ロペス氏。異世界を思わせるような光景は、2018年5月30日の朝、テネリフェ島のテイデ火山に近い高台から、太陽が昇り、空に浮かぶ満月が地平へと沈むときに撮影されたもの。 ちなみに、5

    【動画】トリックなし! 巨大な月が沈む動画
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    twikkun 2018/06/11
  • 【動画】サメとワニが一緒に食事、前例のない動画 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    【動画】体長3メートルの2匹のイタチザメと、体長4メートルのイリエワニがクジラの死骸をべる様子をドローンがとらえた動画。ワニがクジラをべる様子が初めて記録された貴重な映像だ。(解説は英語です) 恐ろしい肉動物でも、自分がべるのに十分過ぎる量のべものを目の前にすると、独り占めにすることへの興味はなくなるようだ。 ドローンを使った空撮で、体長3メートルの2匹のイタチザメと体長4メートルのイリエワニが、死んだクジラをべている様子が撮影された。わかっているかぎり、ワニがクジラをべる様子が初めて記録された貴重な映像だ。(参考記事:「【動画】NY沖に巨大な魚群が出現、サメ乱舞」) 2017年9月、チャーター便を運行する会社が西オーストラリア州キンバリー沖に浮かぶザトウクジラの死骸を見つけた。クジラの体長は15メートル近く。ドローンでクジラを撮影した動画をソーシャルメディアで見た、サメの専

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    twikkun 2018/05/01
  • 色の見えない人々が住む太平洋の島 写真13点

    ピンゲラップ島付近にある無人島へピクニックに出かけ、舟で帰ってくる島の子供たち。赤外線フィルターとカメラの設定が、輝くような効果を生み出している。(PHOTOGRAPH BY SANNE DE WILDE, NOOR) 空港反対から始まったフランスの実験的生活共同体 写真16点 ブルガリア、冬の奇祭「クケリ」 写真14点 南太平洋に浮かぶミクロネシア諸島のピンゲラップ島は、別名「The Island of the Colorblind(色を識別しない人たちの島)」と呼ばれる。これは英国の神経学者オリバー・サックスが1996年、人間の脳に関する自著で使った呼び名で、この島に先天的に色の見えない住民が比較的多いことに由来する。 同島がこうした遺伝的背景をもつようになったきっかけは、一説によると、1775年の猛烈な台風によって人口が一時的に激減したことにあるという。この台風を生き延びた島の統治者

    色の見えない人々が住む太平洋の島 写真13点
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    twikkun 2018/01/31
  • 蛍光に光るカメレオンを発見、原因も解明

    カメレオンは、体の色を変え、目をぎょろぎょろと動かし、長い舌を伸ばして一瞬で獲物を捕らえることで知られている。だが、彼らが暗闇の中で光ることはご存知だろうか?(参考記事:「カメレオンの舌、重力の264倍で加速と判明」) このほど科学誌『Scientific Reports』に発表された新たな研究によると、カメレオンの骨が蛍光に光るという。脊椎動物の骨の蛍光発光が報告されたのは、今回が初めてだ。 暗闇の中で光る 骨を構成するタンパク質や色素などは、紫外線が当たると光を発することがある。蛍光塗料を塗った顔にブラックライトを当てるのと同じことだ。これまでの研究で、深海生物の75%は暗闇の中で光ることがわかっている。海洋生物の場合、蛍光発光はさしてめずらしい性質ではない。(参考記事:「見えてきた!深海サメの光る理由」) しかし、陸上の脊椎動物ではめずらしく、2017年3月にアマゾンで蛍光を発するカ

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    twikkun 2018/01/23
  • 奇跡の恐竜化石、世紀の大発見 写真18点

    写真家ロバート・クラーク氏は、何度も驚嘆の声を上げずにはいられなかった。 クラーク氏はこれまで40を超す「ナショナル ジオグラフィック」誌の特集の写真を撮影してきた。専門は太古の生命や文化だ。中国では見事な羽毛恐竜の化石を撮影した。5000年前に氷漬けになり、ミイラ化した有名なアイスマン「エッツィ」が研究者の手で解剖された際にも、その様子を見つめた。2300年前に生きていた人々が沼の中で保存されているのが見つかると、革細工のようになった彼らの顔を撮り、親しみを感じさせる肖像を残した。 だが、カナダのロイヤル・ティレル博物館にやって来て、これから撮影する被写体を初めて目にしたとき、クラーク氏は笑ってしまった。 鎧竜のトレードマークである装甲は、たいてい腐敗の初期段階でばらばらになってしまう。しかし、この恐竜の場合は例外だった。見事に保存されたこの装甲を研究することで、ノドサウルス類の外見や

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    twikkun 2017/10/31
  • 嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植

    ナショナル ジオグラフィックの書籍『世界をまどわせた地図』で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう? それらが地図に描かれていたからだ。 神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための完全な「でっち上げ」すらある。その代表例として、ここでは「ポヤイス国」の物語を紹介する。史上最悪の詐欺師グレガー・マグレガーによる嘘の国だ。 世界一の大ぼらふき、グレガー・マグレガー 1822年頃のヨーロッパは不景気の中にあり、コロンビアやチリ、ペルーなどの南米の国々はチャンスを期待する投資家たちの人気を得つつあった。それらの国の国債は利回りがよく、見逃せないもうけ話だったのだ。そんな時代に、モスキート・コースト国のジョ

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    twikkun 2017/07/24
  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

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    twikkun 2017/07/18
    サムネもブコメも有害極まりない……笑/あっ サムネ直ってる、ありがとうございます
  • 【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    グリズリー(ハイイログマ)は北米に生息するヒグマの亜種で、ぎゅっと抱きしめたくなるようなペットではない。けれど、たくましい母グマがもふもふの子グマ2頭を背に乗せて湖を泳いで渡る様子を見ていると、そんな常識が揺らぐだろう。 子グマを背負って泳ぐ母グマの映像を撮影したのは、米国アラスカ南西部のウッド・ティクチック州立公園で働くデビッド・ローズマン氏だ。場所は公園内の湖だった。(参考記事:「キツツキに乗るイタチ、クジラに乗るイルカほか、動物おんぶ写真一挙掲載」) 「ボートでロッジに向かっていた私は、前方に何かが浮いていることに気がつきました。30メートルも離れていなかったと思います」とローズマン氏。 氏が公園で働くようになってから21年になるが、子グマが母グマの背に乗って川や湖を渡る姿を見たことは一度もなかったという。(参考記事:「【動画】子グマ3匹が川に流された!そのとき母は」) ヒグマはがっ

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    twikkun 2017/07/04
  • 水の上に立つ男、写真は合成?

    完全に透き通った氷の上では、人が宙に浮いているように見える。(PHOTOGRAPH BY MARTHA SULFRIDGE) 米ミシガン州で、前夜に気温マイナス18℃を記録したという1月のある寒い日の朝、アンドレ・ポイノー氏がシャールボイ湖畔の別荘へ様子を見に行ってみると、別荘の前の湖は完全に凍結し、表面を覆う氷は不気味なまでに透き通っていた。 ポイノー氏はシャベルを手に湖の上に足を踏み出してみた。透明度の高い氷には気泡や堆積物が全く含まれず、亀裂も入っていない。氷の薄い部分があっても見た目ではわからないので、シャベルを使って厚さを確かめながら慎重に歩を進めた。氷に穴をあけてみると、厚さは約5センチほどだった。いつ足元が割れるかわからないので、水深が胸までしかないとわかっている範囲から出ないよう注意した。 「もし氷が割れて下に落ちても、シャベルを使ってよじ登ることができますから」と、ポイノ

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    twikkun 2017/01/27
  • 人間にはない動物たちの驚きの器官7選

    クレナイホシエソ(Pachystomias microdon)は目の下に3色のライトを持っている。いかにも便利そうな器官だ。(PHOTOGRAPH BY THE OCEAN RESEARCH & CONSERVATION ASSOCIATION, INC) われわれ人間は世界を見て回るのが好きだが、時として驚きは自身の体の中からも見つかる。 たとえば腸間膜もその1つ。これは腸と腹壁をくっつけているだけのパーツと長く思われてきたが、新たな研究によると、それ自体を臓器と見なすべき器官だという。 そこで今回は、「他の動物にあって、人間にはない器官」を集めてみた。(参考記事:「自らを飾る驚異の装飾系動物6選」、「見た目とキャラが違っている生き物6選」) 中には、思わず動物たちがうらやましくなるようなものもあるかもしれない。 発光器 魚は発光器を持ち、自ら光を放つことができる生きもののひとつ。中でも

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    twikkun 2017/01/20
  • クジラに乗ったイルカの写真が話題

    Dolphin RIDES ON THE SNOUT of humpback. Pics by L Mazzuca & M Deakos, technical paper too https://t.co/MAq7dKSBDg pic.twitter.com/6TUL6maGBS — Darren Naish (@TetZoo) 2016年9月2日 イルカを乗せたクジラの写真がネットで話題になっている。 これらの写真は2004年と2006年に米国ハワイ近海で撮影されたもの。いずれもザトウクジラがハンドウイルカを乗せており、その後研究者らが論文として報告した。 研究者はこの現象が起きた理由として3つの可能性を検討した。クジラが攻撃的になっていたか、クジラがどうにかしてイルカを助けようとしていたか、クジラもイルカも遊んでいたにすぎないかである。 クジラが水中からゆっくり浮上してイルカを持ち上げ

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    twikkun 2016/09/08
  • 氷に覆われてるのに「グリーンランド」、なぜ? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    グリーンランド東部スコアズビー湾の氷山。同国でよく見られる氷の景色だ。(PHOTOGRAPH BY FRANS LANTING, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 不思議に思ったことはないだろうか? どうして、「氷の大地」という名前のアイスランドが緑に覆われていて、「緑の大地」グリーンランドは氷に覆われているのかと。 よく耳にするのは、これらのネーミングには意図があるというもの。アイスランドに移住したバイキングが、自分たちの緑豊かな島への過剰な移住を阻止するために、わざと魅力的でない名前を付けた。その一方、氷に覆われたグリーンランドへの移住は誰も気に留めなかったというものだ。ところが真実はもう少し複雑で、古代スカンジナビア人の習慣と地球の気候変動が関係しているらしい。

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    twikkun 2016/07/06
  • 巨大な穴にのみ込まれる町、ペルーの鉱山

    広範囲を採掘穴にのみ込まれたペルー、セロデパスコの歴史地区。深さ400メートルで、ボルカン鉱山の子会社が主に鉛と亜鉛を生産中。(Photograph by Tomas van Houtryve) 写真(次ページ):選鉱くずの山と鉛中毒に苦しむ子ども 写真(3ページ):汚染され干上がった湖底や選鉱くずの近くで放牧する人々 ペルーの町セロデパスコは、標高4300メートルほどの山間にあり、地球でいちばん高地にある町のひとつ。小柄だが精力的な女性国会議員、グロリア・ラモス・プルデンシオ氏は、人口は7万人のこの町の出身だ。 「子どものころ、アメリカ人が住んでいるベラビスタ地区を通り過ぎるとき、母に何度も訊ねたものです。『なんで米国人はすてきなうちをもってるの?』と。学校では、先生に訊きたがりやと呼ばれました」ラモス氏はそう振り返る。 この10年ほど、中南米諸国の鉱業収益は、3倍の3000億ドルに急増

    巨大な穴にのみ込まれる町、ペルーの鉱山
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    twikkun 2015/12/07
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