母のリハビリ生活が長引く最中に、ご両親の介護について綴ったさくら剛さんのnoteを一気読みし、著者に対する印象がガラリと変わりました(※詳しくはこちらから)。自然と涙が溢れてきました。 ただし、それを紹介するのは自分的に違和感。あくまでも当ブログのテーマは旅です。旅に出られない期間であっても、そのコンセプトは残しておきたい。 そこで、今回はnoteの代わりにさくらさんの『中国なんて二度と行くかボケ! ...でもまた行きたいかも。』(幻冬舎文庫)をピックアップしました。 日本発、アフリカ経由、中国行き タイトル通り本著の舞台は中国です。けれども、旅の始まりは南アフリカのケープタウン。「来週から北京に留学します。お元気で」とのメールで恋人に振られた引きこもりのさくらさんは、愛する彼女に会いに北京を目指します。 ただ彼女を追いかけるといっても、こんなしょーもない自分に魅力などひとつもないというこ
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