ブックマーク / emi13-farout.hatenablog.com (65)

  • 【タイコスメ紹介】ルースパウダーだけじゃない! Srichandは使えるアイテムが目白押し!? - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    引き続きタイコスメをご紹介。今回はSrichand(シーチャン)について。日でもロフトやハンズ、アインズ&トルペ、PLAZAで取り扱っている老舗ブランドです。 Srichandを取り上げるのは今回が2度目。メーカーの成り立ちや購入できる場所などはこちらの記事でまとめています。 ルースパウダーだけじゃないんです! Srichandと言えば何はともあれルースパウダー。「マスクをしてもメイクが崩れにくい」といった口コミで、コロナ禍に日でもバズりました。ぶっちゃけ、それ以外のアイテムはほとんど認知されていません。 流石にタイではいくつかヒット商品があるものの、やはり圧倒的に売れているのはルースパウダー。他がダメなわけじゃないんです。これが優秀すぎるんですよ。 しかし、3代目となる現社長はパウダーのみに売上を依存するつもりなんぞ毛頭なく、公式HPで「もっとさまざまな商品を発表したい」なるメッセー

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  • 安くて旨いガパオが食べられるサパンクワイの駅近屋台 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今月の当ブログはサパンクワイ強化月間。締めを飾るのは駅近の屋台です。日で屋台と言うと、私のなかでは縁日で見かけるような持ち帰り専門店が真っ先に浮かびます。イートイン形式は博多の屋台を筆頭とするごく一部(?)。 一方、タイをはじめ、東南アジア各地にはあちらこちらにイートインできる屋台があり、路上や空き地にテーブルをドーンと広げます。通行人の邪魔になろうがお構いなしで、車道にはみ出している店もチラホラ。 私はテーブルを(たぶん勝手に)広げちゃっているイートイン屋台が大好き。こういう屋台で事している瞬間に「東南アジアにいるな~」としみじみ実感します。 地元で愛される屋台 稿の主役であるKhun Cho’s House(クン・チョーズ・ハウス)もイートイン可能な屋台。店名のKhunはタイの敬称。「チョーさんの家(店)」みたいなニュアンスでしょうか。 場所はオーガニック・ショップのSuvarn

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  • 改装してますます繁盛しているサパンクワイのガオラオ(+クイッティアオ)の人気店 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    前回のPad Thai Live(パッタイ・ライヴ/ผัดไทยไลฟ์สด)に続き、この1年でサパンクワイに誕生した新店としてLek Gao Lao Luat Muu(レック・ガオラオ・ルーアッムー/เล็กเกาเหลาเลือดหมู)を紹介しようと調べてみたら、少なくとも10年は営業を続ける堂でした。 しかも、私も一度訪店済み。自分の記憶力の悪さに呆れています。私がニューオープンかと勘違いしたのは、壁をぶち抜いて面積を広くし、大幅に改装していたから。儲かっているみたいです。 そんなこんなで仕切り直し、今回はリニューアルしてますます勢いに乗るLek Gao Lao Luat Muuを取り上げたいと思います。 イチオシはガオラオ Lek Gao Lao Luat Muuへの行き方は、サパンクワイ駅の3番出口を降り、パホンヨーティン通りをアーリー駅方面へ歩いてプラディパット通りを左折。

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  • 最寄りのサパンクワイ駅から少し歩くけど、それでも食べたい老舗のカオナーペット!! - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回はかねてより気になりつつも、最寄りのBTSサパンクワイ駅から遠くてなかなか行く機会に恵まれなかったタイ中華料理の老舗、Yu Kee(イゥキー/หยิ่วกี่)についてです。 日人にも馴染みのタイ中華 タイ中華とは華系タイ人によって広まったタイ料理の1ジャンル。カオマンガイやカオカームー、クイッティアオ、カオパット、ホイトート、ラートナーなどもタイ中華に分類されます。 パッタイもアユタヤ時代に中国系とベトナム系の移民が持ち込んだと言われているので、ある意味、タイ中華と捉えて差し支えないのかな? とにもかくにも、日人に馴染みのタイ料理は、けっこうタイ中華に該当するものが多いです。 Yu Keeはいろいろなタイ中華メニューを揃えていて、とりわけ高評価を得ているのがペットヤーン(ローストダック)と、それをご飯の上に乗せたカオナーペット。ペットヤーンは普通サイズが250THB/大サイズが3

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  • サパンクワイで絶品の牛煮込みクイッティアオを食す - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今月の当ブログはサパンクワイ強化月間。2回目となるこの投稿はWattana 3(ワッタナー3/วัฒนา 3)を取り上げます。 前回のSomjai Ka Moo Khao Man Gai(ソムチャイ・カームー・カオマンガイ/สมใจ ขาหมูข้าวมันไก่)は都市開発によって移転を余儀なくされましたが、こちらの老舗は立ち退きを逃れ(※周りはピカピカのオフィスビルや高級コンドがバンバン増えているのに!)、BTSが開業する以前から大通り沿いの好立地で営業を続けています。 牛肉の煮込みスープで1勝負 アクセス方法は超シンプル。BTSサパンクワイ駅の3番出口を降りて、チャトゥチャックの反対方向へ直進するだけ。 トムヤム・クイッティアオの有名店であるNua Pochana(ヌア・ポーチャナー/นัวโภชนา)を通過し、パホンヨーティン通りを挿んで向かい側に大型スーパーのBig Cが建って

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  • BTSヴィクトリー・モニュメント駅近くの人気イサーン料理店で生肉を食したら…… - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    タイのイサーン地方には生肉をべる風習があり、首都バンコクでも生肉料理を提供している店がチラホラ存在。タイ語でゴイと付くメニューはだいたい生肉です。 日では2015年の品衛生法改正により、滅多に拝めなくなってしまった生肉料理。わざわざこれ目当てでタイに来る日人観光客も一定数いるんですって。 私とツレはゴイ目的で渡タイするほど熱心な愛好家じゃないものの、人並み程度にはイケる口。そこで今回は私たちの生肉実レポートをお届けします。 これはべても大丈夫なのか? 訪れたのは以前にこのページで取り上げている日人にも人気のイサーン料理店、Isan Rom Yen(イサーン・ロムイェン/อีสานร่มเย็น)。 最寄りはBTSのヴィクトリー・モニュメント駅で、センチュリー・プラザの裏隣(※センチュリー・プラザ駐車場の出入口前)に建っています。写真下は日中の様子。私とツレは夜に行きましたが(

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  • アソークの老舗食堂Sudaが繁盛し続ける理由は? より快適に過ごすコツと併せてその魅力を紹介 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回取り上げるのは、アソークのSuda Restaurant(スダー・レストラン/สุดาโภชนา)。日人観光客や駐在員に大人気で、多くのブロガーさんが記事にし、ツレもわりと贔屓にしている有名店です。 口コミを読んで目立つのが、リーズナブルやローカル価格の文字。でも、めちゃくちゃ久しぶりに行った私は「え? 高くない?」と感じてしまいました。 いや、何もSudaに喧嘩を売っているわけじゃないんです。そう感じたのは、ひとえに私が実質ニートみたいな生活を送っているせい。自分の金銭感覚がだいぶ変わったことに驚かされました。 とにもかくにも、相変わらずSudaは大混雑。夕飯時に行ったものだから、有無を言わさず相席になりました。創業50年強を経てもなお、この盛況ぶりは凄いです。 Sudaが愛される理由 店の場所はBTSアソーク駅の4番出口を降りてナナ駅方面へ少し歩き、スクンビットSoi14を左折し

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  • タイ産ハーブをふんだんに使ったアロマ・ブランド、Sabai Aromをチャトゥチャック市場でチェック! - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    トリップアドバイザーが日を含む世界6か国の旅行者への意識調査及びサイトの利用状況データから算出した今夏人気の海外旅行先で、バンコクが堂々の3位にランクイン。 1年を通じて日人の旅行重要がもっとも高くなるお盆期間の8月10~18日に絞ると、見事1位でした(つまり日人がたくさん行くってこと!)。 現地の物価も日よりはまだまだ安いので(けっこう上昇していますけどね)、こんなご時世だからこそ旅行先としてバンコクの注目度が上がるのも納得です。 そこで、今回はお盆休みを利用してバンコクへ行かれる方にもオススメなボディーケア・ブランドのSabai Arom(サバイ・アロム)をご紹介。 伝統療法に基づいた製品作り ハーブをふんだんに使ったタイの伝統的知識の素晴らしさをもっと多くの人に広めたいと、2004年に2人の女性が立ち上げたSabai Arom。 Sabaiはタイ語で心地良いや快適、Aromは

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  • FEEMUEを通じてクロントゥーイのスラム街で暮らす人々をファッショナブルに支援しよう - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    世界トップクラスの貿易量伸び率を誇るチャオプラヤー川の河川港、クロントゥーイ港(PAT)。その周辺にはタイ最大のスラム街が広がっています。 もともとは港湾作業に携わる出稼ぎ労働者のコミュニティーとして人口が増えはじめ、現在の住民数は推定10万人。不法移民も多く、正確な数字はタイ政府も把握できていません。 以前に比べてだいぶ治安は良くなったと言われているものの、例えば同地区ではいまも火事が多く、出火原因のほとんどが麻薬中毒者によるコカインやヘロインのあぶりというから、まだまだ課題は山積。 相変わらず差別は根深く、スラム出身を理由に教育の機会も職業の選択肢もかなり限定されてしまっているのが実状です。 今回は、そんなクロントゥーイの人々をサポートするライフスタイル・ブランド、FEEMUE(フィームー)を紹介します。 高いデザイン力 タイ語で技術や腕前を意味するFEEMUEは、スラムの女性たちが経

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  • たかのてるこ『モロッコで断食』|読書旅vol.114 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回ご紹介する『モロッコで断』(幻冬舎文庫)は、前回取り上げた『サハラ砂漠の王子さま』の続きにあたる作品です。 もともと2002年に同じタイトルの上下巻セットで登場し、2004年の文庫化に合わせて再編(※上巻のみ改題)。 上巻と下巻では毛色が異なり、仮に『サハラ砂漠の王子さま』を飛ばして読んでも全然OKな感じに仕上がっています。 突然始まったラマダーン サハラ砂漠を後に、ワルザザートからマラケシュ行きのバスに乗った著者のたかのてるこさん。何気なくペットボトルの水を飲もうとした瞬間、周りから冷たい視線が……。すかさず隣に座った男性にラマダーンが始まった旨を知らされます。 イスラム暦第9月を意味するラマダーンは、イスラム教徒にとってもっとも神聖な期間。ラマダーン中は日の出から日没まで断(※水も含む)する義務が課せられ、ついでに喫煙や性行為も禁止されています。 異教徒は断する必要がないとは

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  • 高野秀行『未来国家ブータン』|読書旅vol.111 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    6月は環境省が提唱する環境月間。私も1冊くらいそこに絡めた作品を紹介しようと、高野秀行さんの『未来国家ブータン』(2012年/集英社)を選んでみました。 雪男を追って 高野さんがブータンへ行くきっかけとなったのは、生物資源探索企業の代表(飲み仲間)から直々に受けた突然の依頼。 新たに提携したブータン農業省の国立生物支援センターとのプロジェクト格始動する前に、政府もよく把握していない少数民族の村に行って伝統知識や現地の状況を調べてほしいとのことでした。 辺境慣れしている高野さんも、バイオ分野は専門外。一度は誘いを断りますが、「ブータンには雪男(イエティー)がいるんですよ」の一言に心が揺らぎます。 早稲田大学在学中に執筆した『幻獣ムベンベを追え』でノンフィクション作家デビューし、以降もベトナムの猿人フイハイやインドの怪魚ウモッカをはじめ、未確認動物探しに勤しんできた高野さん。雪男情報に反応

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  • 片桐はいり『私のマトカ』|読書旅vol.108 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回はフィンランドを舞台にした片桐はいりさんの処女作『私のマトカ』(2006年/幻冬舎)をチョイスしました。読書を通じて旅するメリットは、自分が行けない場所へも気軽に飛べる点。 寒さに弱く、まだ一度も北欧へ足を踏み入れたことのない私は、はいりさんの文章を通してフィンランドを疑似体験してみたいと思います。 予備知識なしでフィンランドへ 2005年8~9月、映画『かもめ堂』の撮影でフィンランドに赴いた片桐はいりさん。普段は旅行前にみっちり下調べするという彼女が、この時は予備知識ゼロで現地へ乗り込みます。 ヘルシンキ行きのフィンエアーで提供されたプッラ(シナモンロール)にのっけから感動。それを見たCAさんが、今度はサルミアッキを持ってきます。 他国から世界1まずい飴と不名誉な称号が与えられているこのフィンランド名物と初対面にしたはいりさんは、「想像を絶していた。(中略)あまりのことに、口に入れ

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  • 高杉裕二『中国で会社をつくったら、ひどい目に遭いました』|読書旅vol.106 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回取り上げる書籍は高杉裕二さんの『中国で会社をつくったら、ひどい目に遭いました』(2014年/彩図社)。前回の『中国なんて二度と行くかボケ! ...でもまた行きたいかも。』に続いて剣呑なタイトルです。 家庭の事情で旅行できない現在は、旅に関するの感想文をアップし、ブログを続行している私。表題通り著は中国で会社を興した話がまとめられたもので、旅のではありません。よって、コンセプトからはズレますが、どうか大目に見てやってください。 軟禁、暴行、拘置所送り 高杉さんは大学で中国語を学び、卒業後は大手製菓会社に入社。150名いた同期のうち中国語を話せる唯一の人材として、すぐさま中国貿易部へ配属されます。 勤め人時代は客先の社長や専務を現地でアテンド。商談はほどほどに、酒の席で女の子を用意するなど、なかなかしんどいお仕事を任されていたようです。 で、いろいろありつつも、中国にどっしり腰を据え

    高杉裕二『中国で会社をつくったら、ひどい目に遭いました』|読書旅vol.106 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • さくら剛『中国なんて二度と行くかボケ! ...でもまた行きたいかも。』|読書旅vol.105 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    母のリハビリ生活が長引く最中に、ご両親の介護について綴ったさくら剛さんのnoteを一気読みし、著者に対する印象がガラリと変わりました(※詳しくはこちらから)。自然と涙が溢れてきました。 ただし、それを紹介するのは自分的に違和感。あくまでも当ブログのテーマは旅です。旅に出られない期間であっても、そのコンセプトは残しておきたい。 そこで、今回はnoteの代わりにさくらさんの『中国なんて二度と行くかボケ! ...でもまた行きたいかも。』(幻冬舎文庫)をピックアップしました。 日発、アフリカ経由、中国行き タイトル通り著の舞台は中国です。けれども、旅の始まりは南アフリカのケープタウン。「来週から北京に留学します。お元気で」とのメールで恋人に振られた引きこもりのさくらさんは、愛する彼女に会いに北京を目指します。 ただ彼女を追いかけるといっても、こんなしょーもない自分に魅力などひとつもないというこ

    さくら剛『中国なんて二度と行くかボケ! ...でもまた行きたいかも。』|読書旅vol.105 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • 宮田珠己『ジェットコースターにもほどがある』|読書旅vol.101 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    大型連休っぽいアクティヴィティーを何ひとつしないまま、GWが後半戦に突入してしまいました。残りの3日間も特にアガる予定は控えていません。 そこで少しはレジャー気分を味わおうと、今回は『ジェットコースターにもほどがある』(集英社文庫)を選んだ次第です。 絶叫ライドを乗り倒せ! 2002年リリースの単行をベースに、2011年に加筆・修正して文庫化された著は、石ころやベトナム盆栽、迷路、海の変な生き物など、さまざまな方面に関心を寄せる旅行作家の宮田珠己さんがジェットコースターをテーマに編んだエッセイ。 端的に説明すると、著者が北米・台湾・日のジェットコースターを乗り倒し、その感想をひたすら綴っていく作品です。それ以上でもそれ以下でもありません。 もともとジェットコースターが大好きな宮田さんは、世界一ジェットコースターの多い国=アメリカで遊園地巡りをしたいと夢見るも、同行者が見つからずに実現

    宮田珠己『ジェットコースターにもほどがある』|読書旅vol.101 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • 春間豪太郎『草原の国キルギスで勇者になった男』|読書旅vol.100 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    前回の『グレートジャーニー 人類5万キロの旅1 嵐の大地パタゴニアからチチカカ湖へ』にて冒険欲が刺激された流れで、今回は『草原の国キルギスで勇者になった男』(2020年/新潮社)をピックアップ。 ニュータイプの冒険家 まず書を執筆された春間豪太郎さんがかなり独特なキャラの持ち主なんですよ。ギフテッドである彼の少年期はあまりパッとせず、両親とも不仲。プロローグにはこう綴られていました。 冒険以前のおれはというと、子どもの頃からずっと、人生がつまらないと思いながら過ごしてきた。周りと比べて自分がどうしようもなく劣っている上に、罪まで背負っていると思っていたからだ。 転機が訪れたのは大学2年の春。フィリピンで消息不明になった友人を、半年前の住所と写真のみを手掛かりに捜索したのがきっかけで冒険に開眼。 そして、大学卒業後はラクダに乗ってアフリカ砂漠の横断を試みます。その際、得意のプログラミング・

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  • 吉田友和『旅はタイにはじまり、タイに終わる――東南アジアぐるっと5ヶ国』|読書旅vol.97 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回選んだのは吉田友和さんの『旅はタイにはじまり、タイに終わる――東南アジアぐるっと5ヶ国』(幻冬舎文庫/2014年)。前回の『タイからはじめるバックパッカー入門』を読了後に、ふと読み返したくなりました。 吉田さんの作品をブログで取り上げるのはこれが2回目。人生初の海外旅行が世界1周のハネムーンで、それを機に旅行作家へ転身されたという変わった経歴の持ち主です(※新婚旅行の様子を記した処女作『世界一周デート』は次回にて)。 バックパッカーごっこ? カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシアの4か国と国境を接する、まさに東南アジアのハブと呼ぶに相応しいタイ。 同国を起点とした自由旅行の方法論が書かれている『タイからはじめるバックパッカー入門』に対し、『旅はタイにはじまり、タイに終わる』は実践編とでも言った感じでしょうか。 人気作家の仲間入りをし、仕事や講演で国内外を飛び回っていた最中、吉田さん

    吉田友和『旅はタイにはじまり、タイに終わる――東南アジアぐるっと5ヶ国』|読書旅vol.97 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • 藤井伸二『タイからはじめるバックパッカー入門』|読書旅vol.96 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    前回の投稿に書いた通り、家庭の事情でしばらく旅行はお休み。旅へ行けない期間は読書ブログを復活させます。 今回選んだのは藤井伸二さんの『タイからはじめるバックパッカー入門』(2021年/光文社知恵の森文庫)。私にとってこれが藤井さんに触れる初めてのです。 略歴を見てみると、タイを中心にヴェトナムやラオス他、アジア関連の書籍を多数執筆。東南アジア移住のハウトゥーも書かれていて、これを機にいろいろチェックしたいと思っています。 バックパッカーになるための指南書 『タイからはじめるバックパッカー入門』はコロナ渦中に刊行された文庫書下ろしの作品。内容はタイトルそのまま、バックパッカーになるための指南書です。 パンデミックによる渡航制限下で藤井さんが書を出した狙いは、“遠くない未来にふたたび国境は開くはずだから、いまのうちに準備しておこう”というもの。 “バックパック旅の起点になぜタイが相応しい

    藤井伸二『タイからはじめるバックパッカー入門』|読書旅vol.96 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • 旅はしばらくお休み - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    昨年11月に母が頭部を強打して緊急手術。現在もリハビリを続けています。流石に私も旅行している場合じゃなくなりました。 買付に行けないのでECサイトは無期限の休業に突入。前職絡みの副業もほとんど受けていません。 ブログはどうする? ここ半年弱の当ブログは、カンチャナブリーの話題を強引に引っ張ってみたり、ストックしていたタイ・コスメ関連のネタを蔵出ししてみたり……。 引き続き同じノリで過去の旅行を振り返りながら、次の旅まで騙し騙し更新することも考えましたが、どうも気乗りしません。 そこで、次回以降は旅に関する書籍の感想文を上げていこうと思います。思えば渡航制限がかかっていたコロナ禍中も、を通じて旅欲を満たしていましたっけ。 その時は読書ブログに切り替えた途端、アクセス数がガタ落ちしました。おそらく今回も似た状況になるでしょう。いっそ休んだほうがいいのかもしれません。 それにもかかわらずブログ

    旅はしばらくお休み - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • タイで手軽に買える韓国コスメのLeaders - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    ブログの立ち上げ当初より不定期でプチプラのタイコスメを紹介してきた流れで、直近の投稿ではPlantnery(プラントネリー)、ZENN.TH(ゼン)、Browit by Nongchat(ブラウンイット・バイ・ノンチャット)を取り上げました。 が、今回は少し視点を変え、タイでお安く購入できる韓国発のLeaders Cosmetics(リーダース・コスメティック)に注目したいと思います。 タイでは割高な韓国コスメ タイでも韓国コスメは大人気。Innisfree(イニスフリー)やMissha(ミシャ)、Etude House(エチュード・ハウス)、など定番はもちろん、LAKA(ラカ)をはじめとした比較的新しいブランドも普通に流通しています。 セミセルフ型の化粧品店では韓国コスメの専門コーナーが設けられ、ラインナップは日と同等か、もしくはそれ以上に豊富。ただし、価格は割高で、タイの物価で考えた

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