記者会見で井上コーチは、「監督からクオーターバックにケガをさせるような指示はなかったが、試合前に私がクオーターバックの選手を潰してこいと言ったのは真実です」と述べました。
森友学園への国有地売却をめぐり、財務省は、「廃棄した」と説明してきた学園側との交渉記録が見つかったとして国会に提出しました。交渉記録の詳しい内容です。 平成27年11月10日の記録には、森友学園が昭恵氏を通じて国有地の貸付料の減額を要望し、昭恵氏付きの職員だった谷査恵子氏が「安倍総理夫人の知り合いから優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせていただいたもの。学校法人に拡大されるなど、今後の方針について教えていただきたい」などと財務省の担当者に問い合わせたことが記されています。 これに対して、2日後の11月12日の応接記録には「安倍総理夫人が名誉顧問に就任した開校予定の小学校から問い合わせがあった」としたうえで、財務省の担当者とのやり取りが記されています。 去年3月、総理大臣官邸は、谷氏が元国有地に関して財務省に問い合わせた結果を森友学園の籠池前理事長に伝えるため
全国に展開している「塚田農場」などの居酒屋のチェーン店が、メニューに店で地鶏を提供するまでの様子を紹介しながら実際はブロイラーなどを使っている料理があったとして、消費者庁は運営会社に再発防止などを命じる行政処分を行いました。 これらの店舗では、メニューに地鶏が店で提供されるまでの様子を紹介したうえで料理を表示していましたが、消費者庁が調査したところ、「チキン南蛮」や「月見つくね」など4つの料理はブロイラーや国産の地鶏ではない鶏肉を使っていたということです。 消費者庁によりますと、地鶏は一般的にブロイラーなどより値段が高く、食べたときに歯ごたえがあるということです。 消費者庁の調査に対して運営会社は、メニューの対象となった料理の近くには「地鶏」という文字を書いていなかったため誤解を与えるとは思わなかった、と説明しているということですが、消費者庁は消費者に誤解を与える表示だとして、景品表示法に
世界各国で開発が進められている量子コンピューターに匹敵するという桁違いの計算能力を持つ新型の国産コンピューターが実用化されることになりました。宅配のルート選択やがんの治療など幅広い分野で活用が期待されます。 大手電機メーカーの富士通は、この「組み合わせ最適化問題」を従来の電子回路を使いながら、量子コンピューターに匹敵する能力で処理できるという新型のコンピューターを開発し、今月からサービスの提供を始めました。 量子コンピューターと違い、部品を超低温に保つ必要がないため、大がかりな装置がいらないのが特徴だということです。 富士通では、人手不足が深刻な宅配業務を効率化するために最適なルートを選んだり、がん治療で放射線を当てる最も効果的な角度を決めたりする場合など幅広い分野で活用できるとして、2022年度までに1000億円規模の事業に成長させる計画です。
人手不足が深刻化する中、高齢者の生きがい作りが目的のシルバー人材センターに派遣労働の依頼が殺到し、4年間で3倍以上に増えていることがNHKの取材でわかりました。一方で、この間、仕事中の事故が6倍以上に増加していて、専門家は「高齢者の負担が増えていて、働きやすく安全な環境作りが不可欠だ」と指摘しています。 これについてNHKが、ことし2月に全国のシルバー人材センターにアンケート調査を実施した結果、900か所余りが、会員を「労働者」として企業などに派遣していると回答しました。 こうした派遣労働のひと月当たりの人数は、全国で合わせて延べ43万人に上り、4年間で3.4倍に増加しています。 派遣労働の内訳は、スーパーでの品出しやレジ打ちなどの仕事が22%と最も多く、次いで工場での加工や運搬などが18%、介護施設や幼稚園の送迎が12%などとなっています。 派遣労働が急増する一方で、会員の事故も増えてい
女性との交際経験がなく、自分を「モテない人間」、いわゆる「非モテ」とみなす若い男性たちのインターネット上のコミュニティーの存在が、ある事件をきっかけに注目されています。その事件とは、先月、カナダ最大都市・トロントでワゴン車が歩行者を次々とはね、10人が亡くなった事件。容疑者の男が事件の直前、ソーシャルメディアに投稿していたメッセージの内容から、「非モテ」ネットコミュニティーの一部で渦巻く、女性に対するゆがんだ怒りや恨みが事件の動機につながった可能性が浮上しているのです。(アメリカ総局記者 須田正紀) 当時 トロントでG7外相会合が開かれていた(4月23日) 「トロントで車が歩道に突っ込んで、歩行者が大勢はねられたようだ」 先月(4月)23日の昼過ぎ、そんな情報がツイッター上で行き交い始めました。ヨーロッパ各国やアメリカで続いてきた車両で一般市民を狙うテロ事件。ニューヨークでも去年10月に起
太平洋戦争末期の特攻兵器、人間魚雷「回天」に関係する資料などを展示している周南市の記念館に、搭乗員が語った家族への肉声のメッセージを聞くことができる装置が新たに設置されました。 人間魚雷「回天」は、太平洋戦争の末期に人間が乗り込んで操縦できるように魚雷を改造して敵の艦船に体当たりした特攻兵器で、20歳前後の搭乗員など145人が命を落としました。 訓練基地があった周南市の大津島にある回天記念館では、回天に関係する資料などを展示していて、搭乗員が語った家族への肉声のメッセージを聞くことができる装置が新たに設置されました。 この搭乗員は茨城県出身の塚本太郎少尉で、大津島の基地でおよそ4か月間訓練したあと昭和20年1月に出撃し、西太平洋で21歳で戦死しました。 メッセージでは、「永遠に栄あれ祖国日本」と決意を述べるとともに、「昔は懐かしいなあ。みんなと愉快にいつまでも暮らしたい」などと、家族との思
かつて「ベルギー最悪の街」とまで言われていた小さな街が大きく変わったことにいま世界中が注目しています。大勢の移民が住むこの町ではかつて失業した移民が警官隊と衝突し、住民の間にも反移民感情が広がっていましたが、いまでは移民問題は解決しています。そのきっかけとなったのは1人の市長の登場。いまでは、各国から視察が訪れるほどの変貌を遂げています。“世界一の市長”にも選ばれた市長がとった秘策とは何だったのでしょうか。(国際部記者 曽我太一) ベルギーの首都ブリュッセルから北へ車で1時間弱のところにあるメヘレン。中世に作られた世界遺産の教会を中心とする町並みが印象的な美しい街です。人口は8万余りですが、3割はイスラム系を中心とする移民で、おととしにはシリアなどから180人の難民を受け入れました。 ベルギー メヘレン 街の中心部では、いまでこそ買い物や食事などを楽しむ人々で賑わっていますが、かつては治安
東京の弁護士が、特定のブログの呼びかけで身に覚えのない懲戒請求を大量に受け、業務を妨害されたとして、賠償を求める訴えを起こす方針を明らかにしました。 佐々木弁護士によりますと、去年6月ごろから弁護士会に身に覚えのない理由で懲戒請求が寄せられるようになったということです。佐々木弁護士がツイッターで異議を唱えると、特定のブログで懲戒処分を呼びかけられ、より多くの請求が来たということです。 さらに佐々木弁護士を擁護した北弁護士も大量の懲戒請求を受け、合わせておよそ4000件に上ったということです。2人は、懲戒請求への反論などのため日常の業務を妨害されたとして、請求者に謝罪と賠償を求め、これまでに数十人が和解に応じたということです。 今後は応じない相手に対して裁判を起こす方針で、ブログの管理者については告訴も検討しているということです。 日弁連=日本弁護士連合会によりますと、弁護士への懲戒請求は、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く