「社会人になったら保険の1本ぐらいは入っておこう」 「結婚したら愛情の証として、子供が生まれたら親の責任として保険を契約しよう」 これが平均的な日本人の保険の入り方です。 でも、このように考えているのは、おそらく世界中で日本人だけです。こうした保険の入り方は、欧米諸国の人たちにはとても理解のできない、日本特有のものなのです。 それでは、世界一の保険大国・米国では、どのような場合に保険に入るのでしょうか。 まずもっとも利用されるのは、住宅ローンを組んだ時です。死亡によりローンが返済できなくなった場合の担保として保険が必要となります。次は、相続対策として生命保険が必要な場合です(主に金持ちの人たちです)。どちらもスキームの中に保険が組み込まれているケースです。その他の場合、米国人は特に生命保険に入ろうとは考えません。 絶対に必要な保険にまで入らない米国人 社会人になったからとか、結婚したからと