これはゲーム開発という熾烈な世界に 青春のすべてを賭けて挑んだ伝説を作ってきた 若きクリエイターたちの物語である!!
6月20日は『ファイナルファンタジータクティクス』が発売された日だ。 『ファイナルファンタジータクティクス』(以下、『FFT』)は1997年6月20日、プレイステーション(以下、PS)向けに登場したシミュレーションRPGだ。 クォータービューの画面で、20種類以上のジョブから独自のユニットを編成し、3Dの世界に時間の概念を取り入れた“4Dバトル”が堪能できる点が特徴だった。 (画像は『ファイナルファンタジータクティクス』スクウェア・エニックス公式ページより) 本作は戦闘の奥深さとストーリーの重厚さから、現在も高い支持を得ている。そんな本作の内容について、あらためて振り返ってみよう。 文/夏川77 初代『ファイナルファンタジータクティクス』の魅力的な物語と世界設定 物語は、後世の歴史家から「獅子戦争」と呼ばれる、大国イヴァリースを二分にした内戦の数年前から始まる。 名門貴族の末弟に生まれた主
『ファイナルファンタジータクティクス』は『伝説のオウガバトル』や『タクティクスオウガ』で名を馳せた松野泰己氏が制作した『ファイナルファンタジー』のシミュレーションRPG。大国イヴァリースで起きた“獅子戦争”を終結に導いたとされる英雄ディリータと、歴史上で名が語られることのなかった若者ラムザというふたりの生き様を通して、歴史の“真実”が解き明かされていきます。 ストーリーは勧善懲悪的な王道ファンタジーとは異なり、階級主義社会や貴族の覇権争いなど社会派でダークな内容になっています。『タクティクスオウガ』が好きで本作をプレイした人はともかく、『ファイナルファンタジー』シリーズの新作だと思ってプレイした人は驚いたのではないでしょうか。 物語は全4章で、chapter1は本編の過去を描くストーリー。テロリスト集団である骸旅団を壊滅するための戦いが描かれます。骸旅団は身分の違いによって戦争後にろくに恩
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