前回の続きです 旧ファミコンは標準でRF端子しかなく、ぼやけた映像しか出力できなかったことは 覚えている方も多いかと思います。 なぜファミコンではRGB出力対応に改造したりすることが難しいかを考察したいと思います。 なぜ今までファミコンをRGB化するボードが登場しなかったか ファミコンのPPUの端子であるEXT0〜EXT3から、4bitの映像信号が出ているので、RGB化の余地はありましたが、 EXT0〜EXT3の映像信号はRGB信号ではなく、パレットカラーのインデックス値になっていること パレットRAMはPPU内部にあり、その内容は外付け回路からはアクセスできないこと パレットはスプライトとBGの合計で32個あり、4bitのインデックス値だけではRGBに変換できないこと 以上の理由により、ファミコンをRGB化することが難しい状況でした。 NESRGBではこれらの問題点をどうやって回避してい