香川県三豊市は、今年6月から東京大学大学院と実証実験を進めてきた「チャットGPT」を使ったゴミ出し案内の導入を断念すると発表しました。三豊市では、東京大学大学院工学系研究科の松尾研究室と協力して、今年6…
香川県三豊市は、今年6月から東京大学大学院と実証実験を進めてきた「チャットGPT」を使ったゴミ出し案内の導入を断念すると発表しました。三豊市では、東京大学大学院工学系研究科の松尾研究室と協力して、今年6…
福井県坂井市にある観光名所・東尋坊の岩場を毎日のように自殺企図者がいないかパトロールしていますが、人工知能と言われているAIに人生が狂わされてしまったという、これまでにはない恐ろしい事案が二件ありました。 今年6月19日の午後6時ごろのことです。某芸術学科の大学1年生で10代後半の女性が東尋坊の岩場最先端に座り込み考え事をしていたのです。そこは場所が場所だけに不審に思い声を掛けたところ、急に泣き出したため抱きかかえて相談所まで来てもらいました。 そして話を聴いたところ、こう打ち明けてくれました。「高校時代にイラストの絵を描いて全国表彰を受けたことがあり、高校時代の先生に推奨されて芸術大学に入学しました。しかし大学生活を送って3カ月、授業にAIが導入されており、そのすごさと恐ろしさを体験しました」。 それは、描こうと思ったテーマを入力するだけで簡単に素晴らしい絵が描かれてしまうのと、授業の研
ChatGPTの基本からその構造、教育利用を検討する際の注意点、具体的な活用法などを解説した講座。 「教育機関などの勉強会、研修などでご活用ください」と呼び掛けており、利用の際に事前の連絡は不要という。 関連記事 「東大生や教員は、生成系AIにどう対応すべきか」東大副学長が声明 「組換えDNA技術に匹敵する変革」 「東京大学の学生や教職員が生成系AIに対してどのように向き合うべきか」――東京大学副学長の太田邦史教授が声明。 「GPT-4」搭載ChatGPTに東大入試数学を解かせてみた GPT-3.5との回答の違い、点数は? AIチャットbot「ChatGPT」「新しいBing」に、人間には答えにくい質問や、答えのない問い、ひっかけ問題を尋ねてみたらどんな反応を見せるのか。それぞれの反応からAIの可能性、テクノロジーの奥深さ、AIが人間に与える“示唆”を感じ取ってほしい。 東大松尾教授が答え
武蔵野美術大が5月11日に発表した「生成系人工知能についての学長からのメッセージ」が「分かってる」「素晴らしい」と話題だ。ChatGPT登場以降、各地の大学がその取り扱いについて立場を表明しているが、武蔵野美術大学は5個の観点から生成系AIの課題と扱いについて論じている。 同大は「大学は学びの場」とした上で、生成系AIについて「自分で確かめる」「現状を知る」「法整備について」「危険性の理解」「大学での利用について」という5点について詳細に認識を説明している。 1つ目は「自分の目で確かめる」という点。生成系AIは目新しい分、誇張や間違いの含まれる情報もあるとし、「製作者、研究者という立場で、自分で試すことを勧める」という。 2つ目は「現状を知る」という点。生成系AIを巡る議論や認識は短期間で変化するため、動向は日々注視するよう呼び掛けている。また、AIはさまざまなサービスなどに組み込まれてい
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米カーネギーメロン大学、Allen Institute for Artificial Intelligence、米ワシントン大学、米NVIDIA、米UC San Diego、米Google Researchに所属する研究者らが発表した論文「Self-Refine: Iterative Refinement with Self-Feedback」は、大規模言語モデル(LLM)が、より高品質な出力を生成するために、反復的な改良と自己評価を利用することを可能にする新しいフレームワークを提案した研究報告である。
1 はじめに 前回このブログを使ったのは3年前のちょうどこの時期のようです。コロナ禍で少し遅れてオンラインで授業が始まって、授業準備をしているときにコロナ関連の情報をまとめておこうと思って書いた記事でした。で、その後3年がたち、コロナ禍は一応区切りを迎えているわけですが、新学期の授業を始めるにあたっていろいろ考えなければならないという意味ではそのときと同じような状況が(もちろんいろんな意味で位置づけは違うのですが)再び…。 ということで、チャットGPTの話です。すでによく知られているようにこのアプリが登場したのは昨年11月、時期的には2022年度後期にすでに広まっていた可能性はあったし、実際アメリカの大学では一足早くレポートでの利用なんかが問題になったりしましたが、実質的にはこの4月から始まる2023年度が、日本の大学にとってチャットGPT元年ということになるのだと思います。 具体的な話に
『AI』とは『人工知能』という意味の『Artifical Intelligence』の頭文字をとったものです。 人工知能の研究の目的は、人間のような知能の働き(の一部)をコンピュータ上で実現することです。 人工知能の代表的な応用分野として、ゲームやパズルへの応用があげられます。これらは、チェスや囲碁、将棋などのゲームで行います。これがもっとも身近な人工知能ではないでしょうか。 ゲームやパズルの問題を解くためには、非常にたくさんある選択肢の中から、もっとも有効な答えを素早く探し出さなければいけません。つまり、答えの探索が主な手段となります。 また人工知能の他の分野として、定理の証明があります。これは、数学の定理をコンピュータによって自動的に証明させる分野です。つまり、与えられた公理を使って推論を行い目当ての定理を導きだそうというものです。 ここまで述べてきた人工知能の他には、エキスパートシス
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