日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は10日、大阪都構想の制度設計を行う府市の特別区設置協議会(法定協)のメンバー構成について「市長と知事が(採決で議員と同じ)1票しか持たないのはおかしい。二元代表制というなら知事市長枠10票、議会枠10票にしないとおかしい」と不満を述べ、出直し選でメンバー交代を争点にすることを改めて強調した。 法定協メンバーは市議、府議計18人に橋下氏と維新幹事長の松井一郎知事を加えた計20人で、うち維新は10人。橋下氏は維新側が前回の知事市長選で勝ち、府議会選で過半数の議席を獲得したことに言及し、「維新が法定協で過半数を取らないとおかしい」と語った。 橋下氏は都構想の住民投票が府市両議会の否決で行えなかった場合は来春の統一地方選で都構想の是非を問うことを改めて主張。 「統一選までに大阪都の設計図を見せなければ、無駄な選挙になる。僕らの一方的なスケジュールではない」と訴