いま、家の建て替えで仮住まいに溢(あふ)れた段ボール箱に囲まれながら思うのは、お父さん、あなたのことです。地元の小さな書店から毎週のように大きな本の包みが届くと、家族はみな呆(あき)れていましたよ。念願の二階建ての家を新築したとき、あなたの書斎は床から天井まで、すべて本棚でした。それでも収まりきら…
空港の見送りは保安検査場の手前までだったが、今後は一部の空港で搭乗口まで可能になりそうだ。国土交通省は国内線に限り、「保安区域」への出入りを一般客にも認める規制緩和を検討し、年度内にも実現できる見通しとなった。空港の民営化が進む中、商業施設のにぎわいにつながると期待されている。 テロや犯罪を防ぐため、保安区域への出入りは厳しく制限されてきたが、安全性の確保が比較的容易な国内線に限ることで緩和は可能との見方が強まった。 国交省は関連規則を改正する考えだが、実際に保安区域に一般客を入れるかは空港ごとの判断となる。入れる場合は搭乗客と同等の手荷物検査などを課すことになるため、羽田など利用客が多い空港では対応しきれず、不可能と判断される可能性もある。 一方で、仙台空港の運営会社…
特派員リポート 延与光貞(中国総局員) 中国で愛国教育を強化する新たな教科書ができたと今月、紙面で報じた。新たな教科書は、中国が主張する領土、それから共産党の歴史について詳しく説明し、「国家主権意識や社会主義の価値観を養う」のが目的だそうだ。日本では戦前に軍国少年を育てたことへの反省があり、教科書検定のたびに、政府による統制強化や歴史の改ざんがないかどうかが問題になるが、中国ではそもそも共産党と政府の歴史観、認識を教え込むのが教育という考えなのだろう。教育の概念も国によって大きく違うものだ。その是非はとてもここでは論じきれないが、実際に中国の子どもたちがどんな内容を学ぶことになったのかは気になる。せっかくの機会だ。中国の「愛国教育」を知るために、実際に教科書を読んでみよう。 ◇ 今回、新しくなったのは、小中学校の「歴史」「国語」「道徳と法治」の3教科の教科書だ。昨年度から改訂が始まり、今年
ニューズウィーク日本版に、舞田敏彦さんによる「日本はなぜここまで教育にカネを使わないのか」という文章が載っています。 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8491.php 本ブログでも再三取り上げてきたOECDのデータ等を使って、「日本はいかに教育にカネを使わないのか」を提示しているのですが、文章を最後まで読んでも、「日本はなぜここまで教育にカネを使わないのか」という問いかけもなければ、「それは・・・・だからだ」という答えも書かれていません。 まあ、タイトルは編集部が勝手につけたのかも知れないので、舞田さんの責任とは言えないかも知れませんが、タイトルを見て答えが書かれていると思った人の欲求不満を、僭越ながら拙文を引用して少しでもなだめてみたいと思います。 昨年『POSSE』32号に載せた「日本型雇用と日本型大学の歪み
町内に2校ある大磯町立中学校の学校給食で異物混入が相次いだ問題で、町の委託を受けている給食業者が提供先の幼稚園など約30カ所に事実とは異なる内容の文書を配布していたことが22日、分かった。事実誤認のほか、責任逃れとも受け取られかねない記述もあり、町側は委託先の変更も含めて検討に入った。 文書は、給食業者が提供している県西部の私立幼稚園などから問題の説明を求められ、19日に配布。社長名に社印が押され、▽異物混入が100件とあるが90%以上は髪の毛。弊社で混入したと考えにくい案件も含む▽(大磯町の)1校にのみ100件の異物混入は製造比率からみてもおかしい-などとしている。だが、町は20日の会見で「異物混入は84件。工場での混入が明らかな15件のうち髪の毛は3件あった」などと発表していた。 また、文書には「(弁当との)選択制であれば、食べたくなければ注文しなくていいで済んだ話。半ば強制的に始まっ
「障害」の表記に関する検討結果について 平成22年11月22日 「障害」の表記に関する作業チーム 障がい者制度改革推進会議 第 26 回(H22.11.22) 資料 2 目 次 第1 はじめに ·····················································1 第2 ヒアリング結果について ·······································1 1.文化審議会国語分科会漢字小委員会における議論 ·················2 1)改定常用漢字表の性格 2) 「障害」及び「障碍(障礙) 」の表記に関する歴史的変遷 3)改定常用漢字表における「碍」についての考え方 2.障害学における英米の社会モデルについて ·······················3 1)障害学における英米二つの社会モデル 2)英米障害学における「
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