これは【4135】文字に色がついて見えます の追加説明です。先に【4135】をお読みください。 1 人は字を見て他の字に読み間違えることはある。音を聞いて他の音に聞き違えることはある。だが字を音に間違えるとか、音を色に間違えるということはない。そもそも「字を音に間違える」「音を色に間違える」というのは文章としても本来ありえない。視覚と聴覚は完全に独立している機能なのだから、混線するはずがない。視覚と聴覚に限らない。人間の知覚はそれぞれが完全に独立している機能なのだから、混線するはずがない。それはあまりにあたりまえのことで、それが正常であると信じて疑わないのが普通である。 共感覚ではそのあたりまえのことが逆転している。【4135】の質問者はこう言っておられる。 28年間生きていて、はじめて、周りの人達には字に色がついて見えてないことを知りました。 彼女は字に色がついて見えている。彼女にとって