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ブックマーク / schmidametallborsig.blog130.fc2.com (46)

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 日米同盟とオスプレイと、どっちが大事なのか

    中国との対峙で沖縄が使えることと、あくまでも輸送機にすぎないオスプレイと、どちらが重要なのか? 沖縄にある基地を安定して利用する上で、地元との協調関係は重要なものではないか。すでに沖縄には膨大な基地群がある。駐留軍の基地は広大な土地を占めており、地元が発展する足枷になっている。しかも、迷惑施設であって、地元にとって望ましいことはほとんどない。しかし、軍事的に中国との対峙を企る日米にとっては、基地を置かなければなくてはならない島でもある。地元沖縄をどうにかなだめ、迷惑をかけていることを謝りつつも、どうにか基地を維持しなければならない。しかし、原状は、地元を無視すること甚だしいものがある。 特にオスプレイの配備は、基地問題で大きなマイナスであった。オスプレイの性能やらの話はどうでもよい。まず、目に慣れない飛行機を見て、現地は不安に思って、即時配備を止めてくれといった。対して、東京は「安全だから

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 神武天皇を取り上げないのは憲法違反

    史実として神話を教えるのは、標榜する現実主義と相性悪くないか? 観念的な理想主義に反発する、現実主義を標榜するのが保守派だが、ときおり非合理的な主張に傾くことがある。神話や宗教的倫理観の重視がそれだ。現実主義そのものには頷けるものがあるが、神話や宗教的倫理観を押し付ける主張は辟易する。 自衛隊が持つ外郭団体風に、郷友連盟がある。基的に、両者は無関係ということになっている。だが、所管官庁は防衛省になっており、人事的にも密接な関係がある、かつて理事の過半数が自衛隊OBであった。基的に旧陸軍に関連する組織である。まずは、偕行社の政治版だと思えばよい。 その郷友連盟が主張する歴史教育は、古代史は神話主体にしなければならないらしい。郷友連盟は、一般社団法人なので、どのような政治スタンスから何を主張してもOKなのだが。保守団体として、普段に標榜する現実主義と相性は気にすべきではないのか。 郷友連盟

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 桜林美佐さん関係の記事

    数えたら11個ほど書いているのだけれども。 桜林さんの自衛隊・防衛産業擁護の立場はともかくとして。取材の結果をオウム返しにして、周辺にある関連情報は調べない。すでに明らかになっている問題点は一切触れず、ただどうあっても現状を肯定する。努力しない安直さあたりがアレだから書き溜まったのだろうね。 桜林美佐さんがいうほどの秘密はない http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-545.html 桜林美佐さんは確認をしているのだろうか http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-523.html 交通安全協会の必要性はまだ完全に理解されているとは言いがたい気がしています http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-ent

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) パチンコと硫黄島の関係

    硫黄島の手当は大きい。現号俸の2割だか3割だかが付く。さらに五月蝿いことを言われないこともあり、行きたがる奴は多い。 中でも、2-3年の硫空基勤務を3回も4回も繰り返す海曹がいた。50寸前なんだが、30年に満たない勤務期間のうち10年以上を硫黄島で暮らしていることになる。要は借財を作るたびに硫黄島に行っていた。 その海曹が帰ってきた。分隊士だったので、初めて会うときには借財は面倒だなとおもっていたのだがね。そこらへんで拗ねているわけでもないので安堵したよ。 仕事ぶりは悪くない。ややトッポイ感じはあるものの、海士にも海曹にも幹部にも人当たりは良い。北海道出身らしく、仕事を頼めば、まあ命令すれば必ず一言いう。場合によればそんなの無駄ですよというものの、やってくれる。 ただねえ、パチンコが大好きなのがアレだった。前世紀でパソコン等についての管理がうるさくない時分だったので、仕事の合間にはパチンコ

    type-100
    type-100 2013/05/08
    まあ手当を人生設計に入れちゃいけませんわな
  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 兵隊が政治云々するのはヨクナイ

    選挙の時、政治的中立性疑うような訓示があった。統合部隊で、陸海空で言えば陸の人なんだが、選挙の時に「誰に入れるべきか、誰が国防のために有益であるか、自衛隊にとって有益であるかをよく考えて」云々をした人がいたのには驚いた。定年前の2佐なんだが、自衛隊に愛されていない割には自衛隊への愛に溢れていると思った。 己と総務と経理が海幹部だったが、終わった後「親方スゴイ事言うね」とか互いに言い合ってたよ。他人のことは知らないが、3人ともアレって顔をしたらしい。「だからそのあと口ごもったんじゃないの」という話になった。 その選挙後に、訓示ではないが、選挙結果の話で勝手に悲憤慷慨されたのには困ったもんだ。よほどその前の政党が好きで、選挙で勝った政党が嫌いらしい。でも、それは職場で勤務中にしていい話じゃないだろと思ったね。 そういえば、その時には面倒ごとも回ってきた。それは隊部からなのだが、「選挙に行った

  • 隅田金属日誌(墨田金属日誌) 「技術的にスゲー」と言っても、新車を買う話にはならないね

    陸自はこれまであまりアピールしていない層に10式を公開している。たとえば民間イベントへの展示(「最新戦車“10式”が見れる! 『ニコニコ超会議2』自衛隊ブース」※)や、買い物系雑誌への提示(「陸自の最新鋭『ヒトマル式戦車』に乗ってきた」※※)である。 10式戦車をメディア露出させる理由は、必要性をアピールできないからだ。そもそも、陸自の必要性が主張しにくい時期にある。尖閣ほかのフリクションでも、陸自は完全に蚊帳の外になっている。その中でも、10式ほかの機甲・特科が使う重装備は、新型装備にする必要性が説明できない。 これらは、特に戦車更新への理解が得られないことへの対応でもあるのだろう。今の日で新型戦車を必要とする理由もない。予算要求でも、新戦車は話題にもならない。戦車調達数を応援する論調はまずない。陸自とオトモダチの「防衛費を増やせ」と言っている人が義理でしている程度である。 また、陸自