仙台市は今年2016年より、伊達政宗を祭神とする青葉神社に対し、伊達政宗の旗印でもある日の丸をモチーフとしたデザインののぼりを掲揚しないよう強要し、青葉神社もそれを受け容れざるを得ない事態になっていることが分かった。 仙台市が禁止令を出したのは、青葉神社が東日本大震災の後に青葉神社が公式に採用した、日の丸に金の龍が「和」の文字を描く、「和龍」という名称のデザイン。和龍は東日本大震災からの仙台、東北、日本の復興と世界平和を祈願して奉納され、青葉神社の境内や拝殿、絵馬や御守などに公式に広く用いられていた。 青葉神社の和龍と日の丸を背にする伊達政宗公肖像。現在は掲揚されていない。 仙台市はこの和龍に対して、今後は神社の境内や仙台青葉まつりで掲揚した場合、青葉神社神輿への補助を打ち切るという要求を強行した。その理由が、「和龍は伊達政宗の歴史と無関係だから」だという。 しかし、伊達政宗の旗印は日の丸