女性棋士として、そして美人クイズプレーヤーとして活躍する竹俣紅さん。知られざる19歳のこれまでをたっぷりお伺いしました。ロングインタビュー後編、まずは衝撃的な「砂場の思い出」から!(全2回/前編より続く) ◆ ひたすら幼稚園のお砂場を掘っていたころ ――竹俣さんは小学6年生のときに女流王将戦の予選でプロ2人を破るなどして「天才少女」として注目されましたよね。いったい、どんな幼少期だったんですか? 竹俣 お砂場遊びが好きだったんです。それで、ただひたすら砂を掘って、幼稚園のお砂場の底を見たことがあります(笑)。コンクリートなんだって知って、「あ」って絶句したというか。知ってしまったみたいな。 ――深掘りタイプなんですね。 竹俣 確かに一つのことを突き詰めてするのは好きですね。 ――他に深掘りしてたものってありますか? 竹俣 折り紙とか、ハマってましたね。一時期はダックスフントとか、何も見ない