mount --bindは、シンボリック/ハードリンクと同じで、リンク元をリンク先から参照するものです。シンボリック/ハードリンクはリンク先inodeで実装され、mount --bindは、bind元ディレクトリをmnt.mnt_rootとするバーチャルなデバイスファイルとし、そのファイルシステムをbind先ディレクトリにmountする事で実装します。 dev_nameが接続元ディレクトリ、dir_nameが接続先ディレクトリです。 SYSCALL_DEFINE5(mount, char __user *, dev_name, char __user *, dir_name, char __user *, type, unsigned long, flags, void __user *, data) { int ret; char *kernel_type; char *kernel_d