IKAROS(イカロス)とは、独立行政法人の宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)及び月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC/JAXA)が打ち上げた、小型ソーラー電力セイル実証機である。開発・製造はNEC東芝スペースシステムが担当した。名称は「太陽放射で加速する惑星間凧宇宙船」を意味する英語の「interplanetary kite-craft accelerated by radiation of the Sun」の頭字語であり[2]、森治により、ギリシア神話の登場人物の1人であるイカロスにちなんで命名された[3][4]。 金星探査機「あかつき」と共に、2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、6月3日から6月10日にかけてセイルを展開し、7月9日に太陽光(太陽風ではない)による光子加速の実証が確認された。12月8日には金星フライバイを実施した。
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