営業の役割としてよく言われるのが、「顧客の課題を抽出する」こと。実はこの力、朝礼や打ち合わせといった日々の業務の中で身に付けられるのです。 2月9日付けの記事に「営業現現場の課題『顧客の課題抽出できず』――企業の7割、営業現場に悩み」というものがありました。 企業が存続、発展していくためには、クライアントから仕事をいただかなければなりません。そのためには、クライアントの未来の計画と、それを達成する上での課題をとらえる必要があります。その上で課題を解決あるいはサポートすることで、わたしたちの仕事は成り立っています。 しかし、そのクライアントの課題が分からなければ、わたしたちの存在意義や価値が問われます。そのような意味で、この記事のデータは非常に大きな問題を提起してくれています。 そこで今回から数回にわたって、営業担当や営業アシスタントだけでなく、営業以外のセクションの人でもすぐに取り組めて、