”完全オールロケのコント番組”という触れ込みでスタートした『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』(テレビ東京、毎週金曜0時52分~)。『ゴッドタン』や『ウレロ☆』シリーズの佐久間宣行プロデューサーのもと、現代病をテーマにおぎやはぎ、オードリーらがさまざまなコントを披露している。 しかしこの『SICKS』、コント番組を楽しんでいるうちに、どうも思いがけないところに運ばれている感じなのだ。今夜の放送前に、これまでの4回をおさらいする。 「現代病」をテーマにしたオムニバスコント番組 テレビの豪腕ディレクター・酒井におぎやはぎ小木が扮する「撮れ高病」。AV女優を処女だと信じ込む男・発田をオードリー若林が演じる「ガチ恋病」。ある中華料理屋で偉そうにレビューをしまくる男(オードリー春日)が登場する「レビュアー病」。記事の見出しを煽るあまり中身とはかけ離れたとんでもないタイトルを考案する男・時村を