本紙・藤倉善郎主筆の暴露本『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島新書)が本日、発売されました。やや日刊カルト新聞を創刊する前からカルト団体を取材してきた藤倉主筆の取材エピソードと、抗議などをしてきたカルトとのやりとりの裏話集です。末尾には、カルトからの抗議に対抗する上でのコツも書かれており、インターネット上でカルトウォッチをするためのハウツー本も兼ねています。藤倉主筆は本紙のインタビューに対して、「これ1冊あれば、誰でもカルトから訴えられることができます」と豪語します。 ──多田文明さんの『ついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポ』のパクリみたいなタイトルですが。 「本当は、丸パクリで『取材したらこうなった』にしたかったんですが、良識ある編集さんの助言で『こうだった』にしました。多田さんには、力及ばず申し訳ないと言いたい」 ──学生時代に初めてカルト的団体から抗議を受けた