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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (2)

  • 「『かわいい』論」/四方田犬彦 - 空中キャンプ

    今まで、四方田犬彦のを読んだことがなかった。どういうを出している人かもわからなかった。映画史を中心にした執筆で知られる著者であるのに、それらのを未読というのは、いち映画ファンとしては恥ずかしいかぎりである。その前に、四方田という名字の読み方を知らなかった。下の名前である犬彦にしたって、そのまま「いぬひこ」と読んでいいものかどうかもはっきりしない。いぬひこ。阪神の元監督に、吉田義男(よしだよしお)という方がいたけれど、ネーミングの意図を計りかねる点においてはおおむね近いものがある。ただし、「四方田犬彦」はあくまで筆名らしいので安心しました。もし親が息子に「犬彦」と名付けたのだとしたら、それだけでなんだか切ない気持ちになってしまう。今回こうして彼のを手に取るきっかけになったのは、最近になって人の講演を聴いたためである。 四方田はおもしろかった。実に活発で、元気のいい生きものだった。他

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    tzt 2008/06/26
  • 2008-04-22 - 空中キャンプ

    きちんと目的を定めないで書店をうろうろしていると、ただ時間ばかりがいたずらにすぎてしまい、気がつくと奥菜恵の告白をたんねんに熟読していたりする。だめである。あらためていうまでもなく、わたしはあと50年もしないうちにころっと死ぬのであり、いずれ不帰の客となる前に、たくさんの良書を読むなどしてできるだけ有意義に時間をすごすべきだということを頭ではわかっているつもりなのだが、どうしてもそれができないのはひとえに意志のひ弱さゆえである。 しかし、奥菜さんはいろいろとたいへんなようで、特に離婚後の恋愛関係のくだりは「おもしろいなあ」とおもいながら読んだ。離婚した後、歳下の恋人ができたこと。しかしその男が浮気ばかりするのでくやしかったこと。電話にでないので不審におもって家の前までいき、そこから電話を鳴らしたら、女もののカチューシャを頭につけた恋人が携帯で話しながら玄関からでてきたこと(=会話を聞かれ

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    tzt 2008/04/23
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