仕事を進めていく中で、往々にして起こるのが作業の重複や、作業のやり直しです。 こうした無駄をなくすためには、検討段階から無駄が起きる要因を排除しておく必要があります。 そのときに使える考え方がMECE(ミーシー)です。 この記事では、ロジカルシンキングの基礎的な概念であるMECEについて解説していきます。 MECEとは MECEとはモレなくダブりがないという意味の英語(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)の頭文字をとったものです。 直訳すると「相互に排他的で共同して徹底的である」となります。 MECEは、ミーシーやミッシーなどと呼ばれます。 物事を分解するときに、MECEの状態にしておくと、モレもダブリもなくなるので、以降のプロセスで無駄が生じにくくなります。 MECEの例 たとえば、人間をMECEに分けることを考えてみます。 人間
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