民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、障害者団体向けの割引郵便制度の悪用事件で容疑者側からの献金が報じられている同党の牧義夫衆院議員(愛知4区)について、「新聞などの(報道の)範囲では、彼が違法なことをやったとは感じられない。いたずらに報道だけが先行している。(26日投票の名古屋市長選)それを狙った問題提起だ」と述べ、牧氏に関するマスコミ報道を批判した。名古屋市内で記者団に答えた。 また、同市内の街頭演説では、西松建設献金事件に絡む同党の小沢一郎代表の進退については「政権交代できるかできないか、一番真剣に考えているのは小沢代表だ」としたうえで、「小沢代表の決断をしっかりと受け止めていただきたい」と述べた。