今日、8月27日午後16時頃、渋谷区役所にてナイキジャパンと渋谷区との間でJR渋谷駅すぐ側の「宮下公園」のネーミングライツと公園改修に関する契約の調印式が市民に非公開で行なわれた。 渋谷区役所の1階エントランスには10名弱の市民が集まり、それぞれにプラカード等を持ちナイキジャパン社長への直接の抗議行動が行なわれた。ナイキジャパン社長は区役所1階出口から、渋谷区公園課職員とナイキ広報部社員によって護衛されながら車に乗り込み無言で去った。 市民はプラカードや声明文を車の窓越しに提示し、ナイキによる宮下公園の買い取りを止める様訴えた。市民が用意した「質問書」は受け取りを拒否された。この契約に関しては以前から公共空間である公園を商品化することや、そこに住むホームレスの排除、また無料だった公園を有料化することで使用する人が限定される事などが問題として取りざたされていた。(根来祐) →動画(YouTu