連覇を達成し、国民を大いに沸かせた2009年の第2回WBC。ファンの多くは3連覇に挑むサムライジャパンの雄姿を見たいと望んでいるのだが…… 2013年に予定されている第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を巡る主催者WBCIと日本野球機構(NPB)、労組・日本プロ野球選手会との話し合いは、なかなか結論を得られないようだ。 これまでの交渉で日本側は、過去2大会で多くの日本企業がスポンサーとして名乗りを挙げて収益に貢献してきたことを主張。それにもかかわらず、収益分配がWBCIと米選手会の合計66%に対し、日本はわずか13%('09年の実績)しかなかった点を挙げ、日本代表のスポンサー権については日本への帰属を求めて交渉を行なってきた。 すでに8月にはWBCIの関係者が来日して、NPB、選手会と個別の協議を重ねている。この交渉でWBCIは選手会の切り崩しを図って、選手会への収益分配率が
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