悪質な反則を指示したとして懲戒解雇された日本大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(63)が、解雇は不当で無効だとして、地位確認などを求めて東京地裁に提訴していたことが14日、分かった。15日に第1回口頭弁論が開かれる。 日大アメフット部を巡っては、今年5月の関西学院大との定期戦で守備選手が危険なタックルをし、相手選手を負傷させた。日大の第三者委員会は内田氏らの指示で反則をしたと認定。内田氏はコーチとともに懲戒解雇された。 日大企画広報部は「回答は差し控える」とのコメントを出した。
ことし83歳となったチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が、NHKのインタビューに応じ、後継者の選び方について、「多くの可能性がある」と述べ、死後に生まれ変わりを探すという伝統的な方法にこだわらない考えを示すとともに、地位の高い僧侶らによる会議が今月開かれ、議論が始まることを明らかにしました。 この中でみずからの後継者の選び方について、「死後に生まれ変わりを探すこれまでの方法以外にも、地位の高い僧侶から選ぶ方法や生前に指名する方法など、多くの可能性がある」と述べ、伝統的な方法にこだわらない考えを示しました。 そのうえで、今月末に亡命先のインドで地位の高い僧侶らによる会議が開かれ、後継者の選び方について議論が始まることを明らかにしました。 この背景には、ダライ・ラマ14世が国家の分裂を図っていると非難している中国政府が、独自に後継者を選んでチベットの統治を強めることへの懸念があるとみ
中央省庁の障害者雇用水増し問題を巡り、厚生労働省は12日、同省職員の処分を見送る方針を固めた。制度を担当する官庁として他省庁に対する実態把握が行き届いていなかったことや、厚労省自体の不適切計上いずれの面でも、同省は「道義的な責任はあるが、処分に値する違法な行為はなかった」としている。 厚労省以外で不適切計上があった27の行政機関で、12日までに関係者の処分を公表している機関はなく、今後、厚労省に追随して処分しない可能性もある。長年にわたりずさんな運用が行われたことへの責任が一切不問にされれば、野党や障害者団体からの批判は必至だ。
北朝鮮政府を被告とする訴状が今年8月、東京地方裁判所に提出された。被告代表者として「国務委員会委員長 金正恩」と記されている。北朝鮮の最高権力者を相手取った訴えを起こしたのは、日本に住む5人の脱北者たちだ。1959年に始まり、84年まで続いた北朝鮮への「帰国事業」では、9万人以上の在日朝鮮人や日本人が北朝鮮に渡った。原告たちもそうやって北朝鮮に行き、その後、日本に逃れた。「地上の楽園」という大宣伝、日本政府も関わった国家事業、そして現地では極度の貧困や飢え、相互監視……。北朝鮮政府に総額5億円の損害賠償を求める裁判では、いったい何が問われるのか。帰国事業の開始から来年で60年。その歴史はまだ終わっていない。(木野龍逸/Yahoo!ニュース 特集編集部)
東京都心の大規模オフィスビルの先駆けだった千代田区大手町1丁目の「大手町ビル」が開業60年を迎えた。最近、周囲に建設されたビルに比べると、低層で古い構造だが、あえて建て替えずにベンチャー企業の拠点としてリニューアルする方針だ。 「大手町ビルヂング」という表記が館内の随所に残る大手町ビルは、1958年に三菱地所が開業した。地上9階建て、延べ床面積約11万1300平方メートルのビルは当時、周辺では群を抜いて大きく、「東洋一の規模」とうたわれた。 ビルは2021年までに外壁や内装を刷新。柱が多く、20坪(約67平方メートル)単位で仕切れる昔ながらのフロア構造を生かし、東側を「LABゾーン」と名付けて小規模なスタートアップ企業を誘致する。 低層のまま活用する背景には、長期的なオフィス需要への危機感もある。周辺では新丸ビル(38階)、大手町プレイス(35階・32階)などが完成したほか、今後も大手町1
ネット上の議論を見ると、まったく意見がかみ合わないケースも少なくない。相手の意見をよく読めばその真意を汲み取ることはじゅうぶんできると思うのだが、そうしないまま、自分の意見がいかに正しいかを述べ続ける人もいる。なぜこんなことが起こっているのか。 『言ってはいけない』(新潮新書)、『朝日ぎらい』(朝日新書)などの著書がある作家・橘玲氏と、『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)などの著書があるネットニュース編集者の中川淳一郎氏が語り合った。(短期集中連載・第8回) 橘:いま世界じゅうで進行している「知識社会化」の影響は、さまざまなところに出始めています。言い換えるならば、まっとうに生きていくために必要とされる知識のハードルがどんどん上がっている。たとえばアメリカでは、今まで自動車工場で組立工をやって家族を養い、「これが俺たちの生き方だ」とプライドをもっていた人たちが、いきなり「君にはもう用
軽井沢での生活について情報発信して4年が経つ。 ブログやTwitterからは見えにくいかもしれないが、この暮らしを続けている上で、いろいろと苦労していることもある。良くも悪くも、インターネットでは自分も含めて、「知りたい情報」しか検索して調べない傾向がある。知らずに、表面的なことや、キラキラした面しか見えなくなってしまう(あるいは、見たくないのでその部分しか見ていない)ことがあるんだと思う。 読者の方には、軽井沢へ移住することを本気で検討している人もいると思うので、失敗しない選択をするための一助になるよう、今回は、軽井沢暮らしのリアルなダークサイドについて書いてみようと思う。今回のブログでは、軽井沢に住んでいると見えてくる、「公害」の話。 軽井沢にある公害は世界レベル 挑発的なタイトルで始めてみたが、軽井沢には、この土地ならではの公害がある。それは「観光」である。 観光産業によって住民の生
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