世界で二番目にクールな街シモキタの再開発の物語 対立から対話、和解と協働へ。これは単なる再開発ではない/街の写真は矢郷桃さん撮影 保坂展人 東京都世田谷区長 ジャーナリスト 下北沢の小田急線「線路跡地」 街には顔があります。そして、行き交う人びとも、街の空気にさらされて光と影が動きます。 私も青春と呼べるかどうかの10代の理屈っぽい少年だった頃、この街を彷徨した記憶があります。 東京都世田谷区にある下北沢。 6年前、2013年3月23日午前1時過ぎ、地上を走る最終電車を見送る人びとが、踏切の左右にいました。 「サヨナラ踏切」「ようこそシモチカ」という1文字ずつのボードを持った人たちが並んで、最終電車が走り去るのを見送ると、最後に開いた踏切の左右から、人々が交錯してハイタッチで盛り上がりました。(『I LOVE 下北沢』) あれから6年、下北沢では工事が続きました。一部には、あまり工事期間が
39日間に及んだ東北道・佐野サービスエリア(SA)のストライキが終結した。 全面再開となった9月24日朝11時、駆けつけたメディアを前に加藤正樹元総務部長(45)が声を詰まらせながら、こう挨拶した。 「本日、ストライキ状態から従業員が復帰しました。今後、今までよりもレベルアップした従業員一同、全力でがんばりますので皆さんよろしくお願い致します」 お盆から続いていたストライキだった。加藤氏と並んで、頭を下げた従業員たちの制服も、アロハシャツから長袖の秋冬の制服に衣替えしていた。 「週刊文春デジタル」では、この異例のストライキを密着取材していた。そこで目の当たりにしたのは、突然に仕事場を失った従業員の苦悩、そして“敗北”直前まで追い込まれた加藤氏の、従業員を道連れにしたことへの葛藤だった。 発端は商品の納品が止まったこと ストライキの現場となった佐野SA(上り線)は、年間170万人もの利用者を
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」での一部展示中止問題で、文化庁は、脅迫などの危険を知りながら申告しなかったなどとして、補助金7800万円を不交付とする異例の発表を行った。 これに対し、芸術祭実行委会長の大村秀章愛知県知事は、訴訟を起こす考えを明らかにした。実際の裁判では、どちらが有利なのか、弁護士に話を聞いた。 官邸の意向か忖度ではないかとの声も出たが... 「うわ......」「ようやるわ」。芸術監督のジャーナリスト津田大介氏は、2019年9月26日に補助金不交付の報道を引用し、ツイッターでこう嘆いた。大村知事も「正直言って驚いた」と報道陣に漏らすなど、文化庁の決定は、関係者に衝撃を与えた。 報道発表によると、補助金を申請した愛知県は、安全を脅かすような重大な事実を知りながら文化庁に申告せず、展示会の実現可能性や事業継続性の2点について、適正な審査ができなかった。こうしたことは、手続き
“ジェイミー流”よりも“ジャパンウェイ”に近かった金星! 先日、私が『ウルグアイが起こしたもう1つの「釜石の奇跡」』という記事で紹介したウルグアイのように、ジャパンがしつこくタックルを繰り返し、そして、アイルランドに勝った。 19―12の勝利は、高温多湿の気象条件を考慮に入れて前半で勝負を決めようとしたアイルランドをキックパスによる2トライに抑え、組織として崩されることなく守り続けた結果の勝利だった。 しかもジャパンは、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ(HC)が導入を図った「キッキングラグビー」を捨て、ボールを蹴るときは確実にタッチを狙ってゲームを切り、安易なオフロードパスも封印した。つまり、“ジェイミー流”よりは4年前の「ジャパンウェイ」に近いラグビーで金星を挙げた。結局のところ、HCが導入を図った方法論は、ジャパンが「アンダードッグ」として「ジャイアント・キリング」を成し遂げるには不
あいちトリエンナーレ補助金不交付の支離滅裂 法的根拠も合理性もなし。法の支配を歪め、行政運営の根本も揺るがす過った決定 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 「あいちトリエンナーレ2019」に対して、審査され採択が決まっていた約7800万円の補助金について、文化庁がこれを覆して全額を不交付にしたことが議論を呼んでいます。 そもそも「表現の自由を損なう」という点で大きな問題だと思いますが、私はそれと同等かそれ以上に、「法の支配を歪める」「行政の安定的運営を損なう」という点においても極めて問題が多いと思っています。日本の行政が危機に瀕しているといっても過言ではありません。 表現の自由を大きく損ねる決定 まず「表現の自由」についてですが、不交付決定に関して文化庁が示している“公式な理由”はさておいて、その実質的理由が、「あいちトリエンナーレ2019」の一部である「表現の不自由展・その後」で議論
ジョージアが試合後の記者会見で、会場の熊谷ラグビー場に流れた音楽について憤慨する一幕があった。勝利を祝福するためだったが、ゲーム主将を務めたブレグバゼは「ロシアの音楽が流れた。次はこういう間違いをしないでほしい」と訴えた。 統括団体ワールドラグビーの関係者によると、流れたのはジョージア人が歌ったロシアの音楽。音源を用意した大会組織委員会は、2度と使用しないことをジョージア代表チームに伝えた。 ジョージアとロシアは政治的に緊張関係にある。ヘイグ監督はニュージーランド出身だが、「ロシアはジョージアではない。ジョージアはロシアではない。はっきりさせておく。言語も文化も全てが違う」と強い口調で述べた。
「エコパの奇跡」に約4万8000人の観衆も沸いた。 イングランドから来日のサリー・エンゲルフィールドさん(30)は、前回15年イングランド大会の日本―南アフリカで、日本に熱烈な応援を送る姿で話題になった。都内のファンゾーンでロシア戦を観戦したのに続き、日本のジャージーに日の丸のハチマキ姿でスタンドから声援。2大会連続で歴史的勝利を後押しし「素晴らしい」を連発。「信じていた通り、日本が勝ってうれしいです。静岡も日本も大好き」と声を弾ませ、恋人のフィル・マーカムさん(30)と喜び合った。サモアとの次戦(豊田ス)まで会場で観戦。「その後はテレビ。日本には決勝まで進んでほしい」とさらなる進撃に期待を寄せた。 埼玉県川口市から、会場周辺まで家族の車で来たという川口ラグビースクールの池田護人さん、川端幹寛さん(ともに中1)は、渋滞でキックオフに間に合わなかったが、逆転勝利に笑顔。池田さんは「福岡選手の
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ラグビーのW杯で28日、日本が世界ランキング2位で優勝候補のアイルランドを19-12で破る番狂わせを演じた。その衝撃ニュースは世界を駆け巡り、海外メディアは、次々と速報で報じた。 アイルランドの地元、アイリッシュ・タイムズ紙は、「日本の成長を続ける若者たちがアイルランドの面目を失わせた」との見出しを取り「ホスト国(の日本)が静岡で驚きの勝利を引き出し、ジョー・シュミット(ヘッドコーチ)の選手たちをよろめかせた」と報じた。 「日本のラグビーにとって意義のある日となり、広く見れば2019年ラグビーW杯にとっても意義のある日となった。一方アイルランドにとっては深く落胆しダメージを受ける敗戦となった」と伝えた。 記事は、同組を1位で抜けなければ、ベスト8でニュージーランドと対戦する可能性が高くなることについて触れ、「現状でブレイブ・ブロッサムズ(日本代表の愛称)はA組を広くこじ開け、アイルランドは
A bunch of Super Rugby rejects just shocked the world. So why are we kicking them out?SANZAAR’s decision to kick the Sunwolves out of Super Rugby looks silly after Japan’s stunning upset of Ireland.Source: AFP On the back of Japan’s historic 19-12 victory over Ireland, former Wallabies Phil Kearns and Greg Martin have slammed SANZAAR’s decision to axe the Sunwolves from Super Rugby and called for
高市総務相は自らが代表を務める自民党の支部が国の事業を受注した企業から献金を受けていたとして、19日、全額を返金したことを明らかにした。 公職選挙法では、国と契約をした企業から国政選挙に関連して献金を受けることは禁止されている。高市総務相が代表を務める政党支部は、2017年の衆議院選挙の期間中、当時、警察庁や防衛省と取引のあった奈良市の寝具リース会社から30万円の献金を受けていたという。 これについて、高市総務相は「献金を受けた時点でその企業と国の契約関係を知りうる方法がなかった。弁護士に確認したところ、公職選挙法に抵触していないとの回答だった」と説明した。 ただ「選挙制度や政治資金を所管する大臣として疑義をもたれるのは不本意だ」として、19日に全額を返金したことを明らかにした。
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