廃部の可能性を報じられた宗像サニックスブルース。昨季限りで廃部したコカ・コーラレッドスパークスに続き、またしても九州のチームが岐路に立たされた 冷たい風が吹き付ける中で、80分の試合は行われた。 2月20日、北九州市の本城競技場で行われたラグビーリーグワン・ディビジョン3の宗像サニックスブルース対クリタウォーターガッシュ昭島はタフな試合だった。 ブルースはみごとな試合をした。風上の前半は10-7と苦しんだが、不利なはずの風下に回った後半にチームのアイデンティティである攻撃ラグビーが爆発。元日本代表WTBカーン・ヘスケスの2連続トライなど4トライをたたみかけ、今季最多となる5トライ37点を奪う大勝を飾ったのだ。 戦い終えたFB屋宜ベンジャミンレイ主将は、試合後のオンライン会見で言った。 「報道された通り、僕を含め選手はみなショックを受けました。でも応援してくれるファンのために最後まで乗り切ろ