ウイグル問題「人類の恥」=中国を批判、効果的措置呼び掛け-トルコ 2019年02月10日08時48分 【アンカラAFP時事】トルコ外務省の報道官は9日、声明を出し、中国でトルコ系少数民族でイスラム教を信仰するウイグル族に対する人権侵害が懸念されている問題について、「人類にとって大きな恥だ」と述べた。この問題をめぐり、イスラム諸国の大半は重要な貿易相手である中国を批判せずに静観しているが、トルコは中国批判を強めている。 ウイグルに「中国化」強要=習指導部、対外宣伝並行 ウイグル族の大半が暮らす新疆ウイグル自治区では、中国当局がテロ対策などの名目で「再教育施設」を設置。収容者数は約100万人に上るという指摘もある。 トルコ外務省の報道官は「100万人以上のウイグル族住民が収容所や刑務所で拷問や洗脳にさらされていることはもはや秘密ではない」と指摘、国際社会や国連に対し「人道的悲劇を終わらせるため