アイルランド出身の作家オスカー・ワイルドが学友に贈った18金の指輪。オランダ・アムステルダムにて(2019年10月30日撮影)。(c)JOHN THYS / AFP 【11月18日 AFP】アイルランド出身の作家オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)が友人に贈り、その後盗まれていた金の指輪が、20年近くの時を経て、「美術界のインディ・ジョーンズ(Indiana Jones)」の異名をとるオランダの美術調査員によって発見された。 1876年、ワイルドは学友のレジナルド・ハーディング(Reginald Harding)さんと共同で、学友のウィリアム・ウォード(William Ward)さんに友情の指輪を贈った。ベルトとバックルを模したデザインの18金の指輪には、「愛を望む人へ、愛の贈り物」というギリシャ語の言葉が刻まれていた。 この指輪は2002年、ワイルドの学び舎だったオックスフォード