CLでクラシックカーについて記事を書くと、必ずと言っていいほど出てくるのが「自動車税のグリーン化特例」による、旧型車の重課税の話題です。 この「グリーン化税制」は2002年度に始まり、低燃費車や低排ガス車などのエコカーは自動車税を環境性能に応じて減税し、ガソリン車は車齢13年、ディーゼル車は11年経過した車両は環境負荷が高くなるという理由から、おおむね10%重課税、2014年度からは乗用車は15%増税となっています。 平成30年度の自動車税を払うその前に我思う… しかし、一方で使用者によって年間の走行距離が違い(排ガスの総量、エンジンの経年劣化の違い)、使用過程車の廃棄と新車の製造工程の環境負荷が考慮されていないためその効果を疑問視する声も当初から多くあります。 さらには世界一厳しい排ガス制度と車検制度がセットで運用され、公道走行している車両はほぼ全てコンディションも排ガス濃度も含めて行政