調査結果を発表する日高教授ライフネット生命保険株式会社と宝塚大学看護学部日高研究室は3月23日、「LGBT当事者の意識調査―いじめ・職場環境問題―」の結果を、東京都新宿区の宝塚大学東京新宿キャンパスで発表した。日高庸晴宝塚大学看護学部教授が実施したこの調査によると、同性愛者やトランスジェンダーなどの性的少数者であるLGBTの約6割が学校生活でいじめを経験し、そのうち先生が「いじめの解決に役立った」との回答は約1割だった。学校現場での正しい知識や理解が広がらず、教員が子供を支えられていない状況が浮き彫りになった。 調査は、同教授が同社から委託を受け、LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティ当事者を対象に実施。 当事者が利用するサイトやアプリにバナー広告を掲出。SNSを通じて研究参加者を募り、10歳代から90歳代までの1万5141人から回答を得た。そのうち、国内在住者1万5064人の回答
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