タグ

ブックマーク / business.nikkei.com (33)

  • 大成功そして爆笑 SLIMの月着陸は「おそ松くん」のごとし

    この記事の3つのポイント JAXAの無人探査機SLIMが月面着陸に挑んだ ピンポイント着陸は大成功、ただし着陸で転び逆立ちに 構想から四半世紀もかかった点はいただけない 昨年12月に母の葬儀を出してからこっち、くたばっている。 最後の看取(みと)りの日々は「この後、体力が必要な事態になるぞ」と予想し、意識して睡眠を長めにとるようにしていたのだが、いざ母が身罷(みまか)って葬儀からの一連の流れに直面してみると、起きたことはまったく予想外だった。 体は確かに疲れていない。ところが、神経というか脳というかに、ものすごく疲労が蓄積していて、一気に吹き出してきたのである。 体が疲れていなくて、脳だけ疲れているというようなことが、人体の構造上あり得るのかどうか、私は知らない。だからすべては私の主観だ。「後頭部に穴が開いて、そこから液体状の疲労がだばだばと音立てて噴出している」という感覚である。 具体的

    大成功そして爆笑 SLIMの月着陸は「おそ松くん」のごとし
    u-li
    u-li 2024/01/31
  • ドンキがZ世代の聖地に 店員は髪色自由、ゲーム感覚でスキル向上

    ドンキがZ世代の聖地に 店員は髪色自由、ゲーム感覚でスキル向上
    u-li
    u-li 2023/09/20
    “店員の平均年齢が19歳。店長も26歳”“アルバイトやパートにも仕入れを任せる大胆な権限委譲”“狭さを逆手にとり、カテゴリーを特化したほうが、とがった店ができるという発想”
  • 最後のイタコを訪ね、亡き母と話す

    松田は東北地方の南部(青森県東部、岩手県北中部)を拠点に活動する若きイタコ(南部イタコ)である。イタコは死者の霊魂を憑依させ、縁者と対話させる「口寄せ」で知られる。日の伝統的なシャーマン(呪術師、霊媒師)の一種だ。イタコは口寄せのほかにも「お祓い」「占い」「神事」なども行う。「見えざる世界」との媒介者である。 イタコに近い存在として、日では沖縄地方のユタ(巫女)やノロ(祝女)、韓国では土着宗教ムーダン(巫堂)などがある。 「あの世ではどういう生活を?」 玄関を開けると、松田が姿を現した。髪を後ろで束ねた、一見すると普通の40代の主婦だ。誘われたのは祭壇のある奥の座敷。白い法被を羽織った松田は奇妙な数珠を持っていた。その風情はいかにもシャーマン然としたものだ。辺りの空気がピンと張りつめた。 数珠はムクロジの木でつくられた特殊なもの。両端には熊の爪やオオカミの骨、小動物の頭骨、古銭などがぶ

    最後のイタコを訪ね、亡き母と話す
    u-li
    u-li 2022/12/27
  • 母さん、ごめん 2

    2017年3月、「『事実を認めない』から始まった私の介護敗戦」から連載を開始した、松浦晋也さんの「介護生活敗戦記」は、科学ジャーナリストとしての自らを見る冷徹な視点から、介護を通した母親との壮絶な体験を、ペーソスあふれる文章で描き、絶大な支持をいただきました。コメント欄に胸を打つ投稿が相次いだのも記憶に残るところです。 この連載は『母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』として単行電子書籍となり、介護関連のとしては異例の支持を集めました。22年1月には集英社文庫に収録されております(こちら。文庫版にはジェーン・スーさんとの対談が追加されています)。 そして5年後。前回の最後は、松浦さんのお母様がグループホームに入ったところでしたが、今回はそこから今日まで起こったさまざまな出来事が語られます。 介護施設に入居したことで、母親の介護は終わったのでしょうか。 入居後にお母様、そして松浦

    母さん、ごめん 2
    u-li
    u-li 2022/05/27
  • 中国人やインド人が、すぐにちゃぶ台返しをする理由

    だが米国以上にユニークなのが日だ。アジアの多くの国と同じように日のリーダーシップは階層主義的だ(図の右半分)。上下関係がはっきりしていて、部下が人前で上司に意見することはめったにない。リーダーシップが階層主義的な国の多くは、意思決定はトップダウン型になる(図右上)。迅速で柔軟、一度決まったことでもすぐに変更や修正がある。中国やインドがこうしたケースだ。一方、日の意思決定は合意型だ(図右下)。組織のなかで合意を積み上げていく。意思決定に時間はかかるが、ブレずに迅速に実行される。 リーダーシップと意思決定という2つの指標で、日ほど正反対の極へ大きく振れる国は他にない。階層主義と合意主義の共存という珍しいパターンが、他文化の人から見て日の組織やリーダーは分かりにくいという印象を与え、摩擦を生む原因になる。同じようにヒエラルキーを重視するにもかかわらず、インド人は日人リーダーが意思決定

    中国人やインド人が、すぐにちゃぶ台返しをする理由
    u-li
    u-li 2021/08/20
  • 40歳から英語力を伸ばしたアマゾン社員が薦める“神アプリ”

    多くの人が学習しているビジネス英語海外企業とやり取りをする部署や外資系企業のビジネスパーソンは、どのような学習方法で英語力を身に付けたのか。書籍、アプリ、LINEなど、今すぐ参考になる様々な学習法が見つかった。 <前回(第8回)はこちら> アマゾンジャパンで、コミュニティキャンペーンのプロジェクトリーダーとして15人のチームを引っ張る山薫氏。メンバーの中でただ1人の日人だ。当然、コミュニケーションは英語だが、実は「学生時代は再履修で4年次にようやく必修の単位を取り終えたほどだった」。 留学経験も海外出張の経験も無く、英語学習を始めたのは40歳を過ぎてから。外資系IT企業に2年間在籍したが、英語は苦手なまま。43歳で転職したアマゾンジャパンの面接でも、英語は苦手だと宣言したという。すると、レベルに応じたレッスンプログラムがあるから問題ないとの返答を得た。 入社後さっそく初級者向けコース

    40歳から英語力を伸ばしたアマゾン社員が薦める“神アプリ”
    u-li
    u-li 2021/07/02
    自分ができるとは思わないけどこのアプリが気になる“話者も選ぶことができ、US英語、UK英語、フランスなまりや中国語なまりなど多種多様” おもろいやん……
  • 台湾IT担当大臣のオードリー・タン氏「デジタルは自由のために」

    台湾IT担当大臣のオードリー・タン氏「デジタルは自由のために」
    u-li
    u-li 2020/09/17
  • 「人に迷惑をかけるな」という呪いと自助社会の絶望感

    書こうか書くまいか散々悩んだ結果、やはり書こうと思う。 なぜ、悩んだのか? 一つには、何から書いていいか分からないほど、「絶望」に近い感情を抱いたこと。そして、もう一つは、どうしたら伝えたいことが伝わるか、最善の方法が見つからなかったからだ。 が、今書いておかないと後悔しそうなので、書きます。 テーマは「人さまに迷惑をかけるな!」といったところだろうか。 まずは、遡ること14年前に起きた、忘れることのできない“ある事件”からお話しする。 2006年2月1日、京都市伏見区の河川敷で、認知症を患う母親(当時86歳)を1人で介護していた男性(当時54歳)が、母親の首を絞めて殺害した。自分も包丁で首を切り、自殺を図ったが、通行人に発見され、未遂に終わった。 男性は両親と3人で暮らしていたが、1995年に父親が他界。その頃から、母親に認知症の症状があらわれはじめる。一方、男性は98年にリストラで仕事

    「人に迷惑をかけるな」という呪いと自助社会の絶望感
    u-li
    u-li 2020/09/15
    “シングルマザーの就業率は先進国でもっとも高い84.5%なのに、3人に2人が貧困”
  • 新型コロナでアマゾンの「やらせレビュー」自粛、中国首謀者が告白

    新型コロナでアマゾンの「やらせレビュー」自粛、中国首謀者が告白
    u-li
    u-li 2020/04/19
    “コストをかけて商品を褒めたたえるやらせレビューを掲載しても、需要に応えられず、無駄になる可能性が高いと判断”
  • 僕の心はたぶん少し女性なんです

    人気婦人服ブランド「アース ミュージック&エコロジー」をはじめとする15ブランドを国内外で展開するストライプインターナショナル。同社では現在、管理職の半数以上を女性が占めている。女性活躍の基盤が強固になった今、次なるダイバーシティとして石川康晴社長が目指すのは、LGBT当事者や外国人など多様なバックグラウンドを持つ人が働きやすい環境づくりだ。企業が競争に勝ち抜くためのダイバーシティ戦略とは。 ストライプインターナショナルでは、多くの女性従業員が働いています。そのため、早くから女性の働きやすい職場づくりや制度改革に取り組んできました。 現在、女性管理職の割合は53%。子供を1人、あるいは2人出産し、育休を終えて戻ってきた女性スタッフたちが現場の前線で活躍している姿を見ると、女性の働きやすい環境づくりはうまく回っていると感じます。 この成功体験は非常に大きく、ひとつがうまくいくと、今度は別のダ

    僕の心はたぶん少し女性なんです
  • 障害者が分身ロボ使い接客、オリィ研の実験で見えたこと

    大手のカフェ・カンパニー(東京・渋谷)がJR渋谷駅前に持つカフェ「WIRED TOKYO 1999」内で実施した。店舗の一角を分身ロボットが働くゾーンとし、移動や旋回ができるヒト型ロボットが、テーブルまで飲み物や料理を運んだり、利用客と会話をしたりする。テーブル上にも小型のコミュニケーションロボットを置いてあり、利用客は会話を楽しめる。SNS(交流サイト)などで話題になったこともあり、事前予約で満席。整理券を配って対応した日もあった。 分身ロボットを操作したり、利用者とコミュニケーションを取ったりするのは、「パイロット」と呼ばれる人たちだ。そのほとんどは事故や神経難病などで療養生活を余儀なくされている。SNSなどを通じて参加を呼びかけ、応募があった人にアンケートを行い、より「情熱」を持った人をパイロットに選んだという。 パイロットは原則パソコンを使ってロボットを操縦する。障害の度合いに

    障害者が分身ロボ使い接客、オリィ研の実験で見えたこと
    u-li
    u-li 2020/01/26
    “利用者とコミュニケーションを取ったりするのは、「パイロット」と呼ばれる”“外国人の接客をしたいと、パイロット同士で自発的に英語の勉強会を開くといった動きも”
  • 今、統計の現場で起きている危険なこと

    公的統計データなどを基とに語られる“事実”はうのみにしてよいのか? 一般的に“常識“と思われていることは、当に正しいのか?気鋭のデータサイエンティストがそうした視点で統計データを分析・検証する。結論として示される数字だけではなく、その数字がどのように算出されたかに目を向けて、真実を明らかにする。 ※文中にある各種資料へのリンクは外部のサイトへ移動します 連載バックナンバーはこちら 統計不正は現在進行形の「事件」 昨年末から話題に上がっていた、「毎月勤労統計」などの統計不正問題。一時は国会をも揺るがす大問題になりましたが、いつの間にか「過去の事件」として忘れられていないでしょうか。 しかし、そうではありません。全省庁が血眼になって不正を探し、見つけてもなお、後から不正が発覚しているように、統計不正は今なお現在進行形の「事件」なのです。 19年8月16日、民間企業の賃金や労働時間を把握する「

    今、統計の現場で起きている危険なこと
    u-li
    u-li 2019/09/26
  • 大阪・西成を買い占める謎の中国人

    “異次元”とも形容された日銀の金融緩和とインバウンドブームが相まって、一部の都市の不動産価格は上昇の一途をたどっている。外国人観光客の増加に沸く大阪もそんな活況を呈するエリアの1つ。とりわけ労働者の町として知られる西成は外国人観光客の増加で注目を集めている場所だ。 日経ビジネスでは、9月2日号(予定)で過熱する不動産市場を分析した特集記事を掲載する。低い調達金利と、他の金融商品に比べて相対的に高い利回りを背景に、一般のビジネスパーソンから日不動産を割安と見る外国人投資家まで様々なマネーが国内の不動産に流れ込む。その中では、西成のようにこれまで過小評価されていたような不動産も動き始めた。 今の状況をバブルと見るか、グローバル水準に適正化していく過程と見るかは意見が分かれるかもしれない。その結論を出す前に、全国各地で起きている現象を見てみよう。 大阪市西成区――。地下鉄御堂筋線・動物園前駅

    大阪・西成を買い占める謎の中国人
    u-li
    u-li 2019/08/08
  • カネカ続報、「即転勤」認める社長メールを入手

    夫に育休から復帰後2日で転勤辞令が出たことや、有給休暇の取得を拒否されたことなどがツイッターで告発され、ネットでの炎上が続くカネカ。誌が6月3日付け「「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員とを直撃」で報じたとおり、同社IR・広報部は「当事者が当社の社員であるとはっきりするまで事実の有無を含めてコメントできない」との姿勢を崩さなかった。 一方、日経ビジネスの取材で、3日中にカネカの角倉護社長から社員宛てに、今回の炎上に関するメールが出されたことが分かった。複数の同社社員が認めた。 メールでは「育児休業休職直後に転勤の内示を行ったということはあります」として夫婦の主張の一部を認めたほか、「当該社員に誤解を生じさせたことは配慮不足であった」として、広報のコメントとは一転して、ツイッターでの発言主の夫が同社の社員だったことも併せて認めた格好だ。 角倉社長からのメッセージを以下に全文掲載する(

    カネカ続報、「即転勤」認める社長メールを入手
    u-li
    u-li 2019/06/04
    イイヨイイヨー どんどんやろう “一方、日経ビジネスの取材で、3日中にカネカの角倉護社長から社員宛てに、今回の炎上に関するメールが出されたことが分かった。複数の同社社員が認めた。”
  • 「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

    「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃
    u-li
    u-li 2019/06/04
    育休半年くらい取った話かと思ってた。こんだけしか取れずにこの有様かよ “退職日を一方的に指定したり、従業員からの有給休暇の申請を拒否していたとしたら、明らかに法律(民法、労働基準法)違反”
  • 杉田水脈氏と民意の絶望的な関係:日経ビジネス電子版

    前回は体調を崩してお休みをいただきました。 当欄の更新を楽しみにしてくださっていた読者のみなさまには、あらためてこの場をお借りしてお詫びを申し上げます。 また、ざまあみろこのままくたばって連載休止に追い込まれやがれと思っていた読者には、ざまあみろ復帰したぞということをお伝えしてごあいさつに代える所存です。 今週から通常運転です。 体力、気力ふくめていまだにやや不足気味ですが、なんとかがんばりたいと思っています。 今回は、自民党の杉田水脈衆議院議員が「新潮45」に寄稿した文章と、その記事がもたらした波紋について書くつもりでいる。 体調を崩して寝たり起きたりしている間、ツイッターを眺めながらあれこれ考えていた内容を、なるべく考えていた道筋通りに書き起こすことができればよろしかろうと考えている。 というのも、当件に関する私の見解は、必ずしも一道の結論に沿ったクリアな言説ではなくて、いまもって揺

    杉田水脈氏と民意の絶望的な関係:日経ビジネス電子版
    u-li
    u-li 2018/07/27
    “21世紀になってから流行語のようになっている「経営者目線」という言葉の影響” “「個」をかえりみない上からの目線の強制に落着しがち”
  • 「法律違反だが犯罪ではない」が成立する中国

    「法律違反だが犯罪ではない」が成立する中国
    u-li
    u-li 2018/06/23
  • 安倍首相はおそらく辞めないんじゃないかと思う

    この原稿を書いている現時点から数えて3日前の5月21日、加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、愛媛県が新たな文書を国会に提出した。文書では、3年前に柳瀬唯夫元総理大臣秘書官が官邸で学園側と面会したことが明らかになっている(こちら)。 2日後の23日には、森友学園への国有地の売却をめぐる問題で、財務省が「廃棄した」と説明してきた学園側との交渉記録が見つかったとして関連文書を国会に提出している。なお、NHKなどの報道によれば、この記録文書については、去年2月に問題が明るみになったあと、財務省理財局の一部の職員が保管してあった記録を廃棄するよう指示していたことがあわせて発覚した(こちら)。 さらに同じ23日、防衛省が、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽問題の調査結果を公表している。「防衛省は当時の稲田朋美防衛相による再捜索の指示が伝わらなかったことを要因に挙げ、組織的隠蔽はなかったと結論付けた」

    安倍首相はおそらく辞めないんじゃないかと思う
    u-li
    u-li 2018/05/25
    “どうしてスケジュール通りに法案の審議に入れないのかの理由は、野党が妨害しているからというよりは、政権の側が答えるべき質問にマトモに答えていないから”
  • 列に割り込む中国人は、怒られたらどうするか?

    列に割り込む中国人は、怒られたらどうするか?
    u-li
    u-li 2018/05/22
    “考えているのは「問題の大きさ」であって、現実に影響がないことには関心を持たない。考えても意味がない”“「細かいこと」を中国人は言わない。「まあそんなこともあるよね」と淡々と現実を受け止めているだけ”
  • 「中国の人から受けるストレス」の理由:日経ビジネスオンライン

    残念ながら(とあえて言うが)、「国の実力」という意味では日中国に太刀打ちできる状況ではもはやなくなった。人口が10倍、国土が25倍という国だから、そのことは仕方がない。これまでが特異な時代だったと考えるべきだろう。 「国」としての中国は言うまでもなく「一党専制」の社会主義国であり、政治の決断次第でどうにでも動く国である。事態が日にとってうまい方向へ運べばいいが、そうでなければ脅威は大きい。 しかしその一方で、経済的に見て中国との関係抜きに日企業、日人個人の安定した将来を描くのは、極めて難しい。 別に、中国という国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それは個人の自由で、どちらでもかまわない。大事なのは、正面から向き合う覚悟を決めるか、あるいは、自らの弱さに負けて目を逸らすか、である。今はそういう時代だ、と私は思う。 BHCC(Brighton Human Capital

    「中国の人から受けるストレス」の理由:日経ビジネスオンライン
    u-li
    u-li 2018/04/18
    “中国人は「原則」そのものには拘泥せず、「量」つまり「現実」を優先する。状況に応じて判断していく思考様式なので、「現時点で見えていないこと」には興味が湧かない。「そもそも論」には関心が薄い”