王将フードサービスは25日、テークアウトとデリバリー(宅配)に特化した「餃子の王将」の新業態店を東京都世田谷区のオフィスビル1階に開設する。新型コロナウイルス禍で広がった店外飲食の需要を取り込む。 同社直営店の5月の店外売り上げは、コロナ禍前の2019年5月の2・4倍に上る。外食を控える動きが続く中でも好調なため、出店を決めた。 店舗名は「餃子の王将 ジョイ・ナーホ 池尻大橋店」。「ナーホ」は王将従業員が「持ち帰り」の意味で使っている独自の言葉。英語で「楽しむ」意味の「ジョイ」を掛け合わせ、新ブランドとして展開する。 店頭での注文受け付けやインターネット予約、フードデリバリー事業者のサービスなどに対応する。全ての料理を電子レンジ対応の容器で提供する。 店内に飲食スペースが不要で狭い物件でも利用できる利点を生かし、店舗拡大も検討する。
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