自身が経営していた写真館や仕事で訪れた学校で盗撮行為を繰り返したとして、京都府警が22日、京都府迷惑行為防止条例違反(常習盗撮)の疑いで、元写真館経営の40代の男=大阪府=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、男は2021~23年、当時経営していた京都市左京区の写真館で、衣装の撮影のために女性客が着替えている姿や、行事の撮影で訪問した中学校と高校の女子生徒のスカートの中など、10~20代の女性7人の姿をスマートフォンや小型カメラで動画撮影した疑いが持たれている。 捜査関係者の説明では、男は昨年9月、京都市下京区のJR京都駅付近の階段で30代女性のスカート内を盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反未遂の疑いで府警に現行犯逮捕された。府警が家宅捜索したところ、男の自宅から盗撮とみられる動画や画像が数千点見つかったという。撮影日の記録などから、少なくとも10年前から盗撮