公共交通機関での電気バス採用が世界で拡大している。そのほとんどが中国製だ。日本でも路線バスを電気自動車(EV)化する動きはあるが、国産の選択肢すらない。日本は水素バスの開発に重点を置き、EV対応が遅れた。二酸化炭素(CO2)などの排出を実質ゼロにするゼロエミッション化は、自動車分野でも後じんを拝している。2021年12月、京都市と京阪バスは市内の循環バスに4台のEVバスを導入するイベントを開い
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――合成燃料はどこまで実現している技術なのでしょうか。 技術自体は昔からある。ナチス時代のドイツでは輸入石油のほぼ2倍の人造石油を作っていた。大量の石炭から油を作っていたわけである。 化石燃料を使ってはいけない ――合成燃料は脱炭素の切り札になるということでしょうか。 そんな簡単な話ではない。合成燃料はもともと石油以外の化石燃料から石油を作る目的の技術だ。しかし、今望まれているのは脱炭素だから、化石燃料を使ってはいけない。化石燃料を使わないで原料を調達し、それを合成して初めて脱炭素につながる。 グリーン水素をどうやって調達して、さらにCO2をどうやって集めるか。そこに課題がある。再生可能エネルギー(再エネ)由来の電力から電気分解でグリーン水素を作ることはできるが、コストの問題がある。CO2の濃縮・回収も難しい。化石燃料からでなければ、大気からCO2を回収しないといけない。 ――火力発電所な
結論:電気自動車は火力発電の電力も使いますが、排気ガスは発電所のある工業地帯での排出となり、発電所でのCO2排出量もガソリン車より少ないです。また再生可能エネルギーの増加により、電気自動車が使用する電気を発電するのに排出したCO2の量は、毎年減少しています。 【2018年2月22日更新】電気自動車は電気をバッテリーに充電して走行します。さて、その電気はどこから来るのでしょう?もちろん発電所ですよね。自宅で太陽光パネルで発電してる!という方もいらっしゃると思いますが、それでも夜間は太陽光発電はできませんから、夜も稼働している発電所から電気を買う必要があります。 目次 発電電力量構成比と排出 ガソリン車の燃費がさらに良くなったら? 世の中の乗用車が全部電気自動車になったら火力発電は足りなくなる? 発電電力量構成比と排出 発電した電気が、どんなエネルギーから発電されたのかを知るには、発電電力量構
結論:火力発電所での効率や送電ロスなどを入れても、電気自動車はガソリンハイブリッド車より、燃料から動力への変換効率が高いんです。 ガソリン車は、燃料であるガソリンを直接エンジンで燃やし、それをそのまま動力に変換します。電気自動車は、火力発電で電気を発電する場合、燃料を燃やし、発電し、それを送電線を通して送り、電池に充電してからモーターで走行します。 一見、ガソリン車のほうがエネルギーの変換回数が少なく、効率が高そうですよね?ここでは、効率とは、1リットル当たりの燃料で走行できる距離で考えます。本当にそうでしょうか?比較してみましょう。 ガソリン車と電気自動車を同じ条件で比較するために、石油火力を使います。 ※実際の日本国内での発電は、天然ガスや石炭がメインで、火力75%再エネ19%です。 サイズが同程度の車として、ガソリン車代表トヨタ プリウス(ハイブリッド車)とテスラ モデル3で比較しま
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