6月29日、フランス軍がリビアの反体制派に武器を供与していたことが明らかに。写真はアビジャンの反体制派兵士。22日撮影(2011年 ロイター/Mohamed Abd El-Ghany) [パリ/ミスラタ(リビア) 29日 ロイター] 北大西洋条約機構(NATO)主導の対リビア軍事作戦に参加するフランス軍が今月、反体制派に武器を供与していたことが分かった。NATO加盟国による武器供与が明らかになったのは初めて。 フランス軍報道官は武器の供与を認め、「人道的な状況が悪化していることに加え、自衛できない市民らが危険にさらされている地域があると判断したため、人道支援物資を投下した」と説明。その上で「市民らが自衛できるよう軽火器や弾薬を送った」と述べた。 仏紙フィガロは関係者の話として、ロケット砲やライフル、機関銃、対戦車ミサイルがパラシュートで投下されたと報じていた。同報道官によると、医薬品や食料