【北京=竹内誠一郎】12日付の中国軍機関紙・解放軍報によると、中国軍は11日、アフリカ北東部のジブチで海軍の補給任務などを行う「保障基地」の開設を宣言し、広東省湛江の軍港で駐留部隊の出発式を行った。 中国軍にとって初の海外拠点となり、今後、 中国海軍 の外洋進出を後方支援する役割を担うことになる。 駐留部隊は同日午前、揚陸艦「井岡山」などに分乗して出航した。同紙は同基地について、首都ジブチに開設され、中国海軍がアフリカや西アジアで国連平和維持活動(PKO)や海賊対処活動に参加するための支援を主に行うと説明。軍事協力や合同演習実施などにも「役立つ」としている。 中国国防省は昨年2月、同基地の建設開始を公表した。 関連まとめ 中国海軍に関する記事をもっと見る PKOに関する記事をもっと見る 軍事演習に関する記事をもっと見る
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