先日、珈琲王子さんの記事を読ませてもらっていたら、記憶の中から古い映像が一つ、飛び出してきました。 四畳半くらいの部屋です。まだ私は幼稚園にも行っていないくらいの年齢でした。薄暗い部屋の中でお姉さんの膝に頭を乗せて、耳掃除をしてもらっていたのです。 ところが突然、部屋に入ってきた男の人にお姉さんは叩かれて、私の頭を膝の上に乗せたままで、涙をぽろぽろとこぼし始めました。 衝撃的な映像でした。 あまりにも刺激が強かったために、あのときの映像は私の記憶の中で消えないシミのようになって残っています。 でも今から考えると、お姉さんが叩かれたのは、幼かった私が原因だった可能性があります。 ひょっとすると、私が犯人だったのかもしれないのです。 珈琲王子の記事に書かれている、近所で子供を育てるというような環境は、実は大阪の下町ではかつて本当にありました。 coffeedrip.hatenablog.com