白鵬をイメージモデルとした四天王像「広目天」が完成。熊本県玉名市の蓮華院誕生寺で3日、白鵬本人が初めて対面した。 前日から出来映えを楽しみにしていたが、会ってビックリ。像の表情のあまりの険しさに、土俵では「泰然自若」を旨とする白鵬も戸惑った様子だ。その後、関係者から「顔はチベット騒乱直後のダライ・ラマ14世の怒りの表情を参考にした」と説明されると納得したようで、「私も表には出さないけど心の中には闘志がある」。九州場所に向け「広目天からエネルギーをもらって69連勝以上を」と激励され、「精進して頑張ります」と口元を引き締めていた。 広目天像は朝青龍をモデルとした多聞天像とともに同寺に安置される。