今オフにはメジャー行きを噂される川崎宗則も交流戦で活躍中。2008年、2009年と連続して交流戦を制覇したソフトバンクにあって、MVPにも選ばれたことも 強すぎる、冗談じゃない。 テレビの前で思わずそんなことを呟いてしまった6月6日のソフトバンク―広島戦。 圧倒的だった。本多の三盗、小久保のスリーラン、5回の犠飛四球を挟んでの5連打等々、大技小技を散りばめて、初回から1、2、2、3、6、2……と、連続得点を重ねていくやりたい放題のソフトバンク打線。先発の山田も危なげない投球で7回3安打1失点。開幕からセ・リーグの台風の目と呼ばれ、あれだけ元気だったカープを17対2でボロボロの晒し者にしてしまった。 ソフトバンクはこれで交流戦、10連勝を含む13勝1敗2分け。まだ折り返した直後だというのに、交流戦の優勝マジックまでついてしまった。チーム防御率1.15、チーム打率.271。杉内、和田に攝津、山