来季の現役復帰を目指している48歳の工藤が始球式に登板した。昨季在籍した西武のユニホームを着て、広島OBの小早川氏と対戦。二塁へのゴロに打ち取ったが、片岡がトンネルし、左腕は思わず苦笑いした。 久々の古巣のマウンドに、工藤は「この球場は暑いね」とうれしそう。現在はランニングに重点を置いてトレーニングに励んでおり、投球練習については「レギュラーシーズンが終わってからでも間に合う。ちょっとずつやっていきたい」と話した。(共同)
開幕から3週間がたち、初夏を感じる季節になりました。読者の質問に随時お答えしていく新企画「なるほど! ザ・ベースボール」がスタート。第1回は鈴木淳子さん(48)=千葉市=からの「球団マスコットの仕事」について調べました。登場するのはヤクルトの人気マスコット、つば九郎です。 【続きを読む】
八百長問題で中止となった3月の大相撲春場所は、本来なら28日が番付発表日だった。しかし本場所がなければ、それも行われない。「とにかく悲しいし、寂しい」。4年前から番付表の書き手を務める幕内行司、木村恵之助(49)=本名洞沢裕司、東京都出身、九重部屋=は嘆く。自らの“作品”を世に出せない心境を27日に語った。 番付表は縦110センチ、横80センチのケント紙に行司が筆で書き、縦58センチ、横44センチに縮小したものを番付発表日に各部屋へ配布。一般販売分も含め、1月の初場所では約45万7千枚が印刷された。 木村恵之助は字の小さい幕下以下から先に筆を執り、最後に幕内と十両を書くという。完成までは約2週間。東京都内の自宅で1日8時間、筆を握る。今回は1月下旬から作業を始め、春場所中止が決まった2月6日には幕下から序ノ口までを書き終えた。「力士が本場所を目標に稽古をするように、行司も場所に向けて字を書
八百長メール問題により大相撲春場所の中止が正式に決定した6日、芸能界の大相撲ファンにも衝撃が走った。 NHKの大相撲中継にゲスト解説者として登場するアーティスト、デーモン閣下は、「万事に大らかであることは大相撲の魅力の一つだが、万事に腑抜けているのではもはや魅力とは言い難い」とバッサリ切り捨てた。 07年に起きた時津風部屋での力士死亡事件や、翌08年の大麻事件など、角界で不祥事が起きるたびにゲキを飛ばしてきたデーモン閣下。だが、今回ばかりは「『全力士に疑いの目が向けられている』という点で、一連の不祥事と一線を画すほど根が深い問題だ」と指摘し、「まじめにやっている力士たちの無念さを思うとファンとしても心苦しい」と悔しさをにじませた。 日本相撲協会が同日、全容解明まで本場所を無期限で中止する方針を明かしたが、デーモン閣下は「角界は、もう土俵際を通り越して外に押し出された形」とまで言い切り、早期
ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」が17日、東京・新橋の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸8960円、プラス出来高ヤクルト飲み放題でサインした。 つば九郎は昨年の2896円から大幅アップの大台1万円を要求したが、いまだにペンギンと言われたり、妹の「つばみ」をいじめたりしたことが響いて8960円となった。 記者会見では、スケッチブックに「こじんてきには にしあざぶの ちあんを まもります」と、来季の目標を掲げ、年俸の使い道は?の質問には「みんなで ぱぁ〜と のみあかす」と筆談で応じた。
プロ野球広島で「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実投手の長男で、東京新大学リーグ・東京国際大4年の大毅投手が17日、東京学芸大戦でリーグ戦初登板した。打者1人に四球を与えて降板したが「最後に投げさせてもらえて、監督やコーチに感謝したい」と感慨深げに話した。 大毅投手は、元広島監督の古葉竹識・東京国際大監督の指導を受けるため、九州の大学から編入。腰のけがなどで主力になれず、最終戦が初マウンドになった。 卒業後は一般企業への就職が決まっており「多くの人に愛された父に、人間として追い付きたい」と話した。親子2代を指導した古葉監督は「精いっぱいやって成長した」とねぎらった。
(セ・リーグ、中日3−0巨人、23回戦、中日14勝9敗、4日、ナゴヤドーム)プロ25年目、中日・山本昌投手(45)が、4日の巨人戦でプロ史上最年長記録となる完封勝利を収めた。 山本昌は07年4月の阪神戦(ナゴヤドーム)で、セ・リーグ最年長記録となる41歳8カ月で完封勝利を挙げていたが、3年ぶりの完封勝利は自身の記録を塗り替えた。さらに、1952年の若林忠志(毎日)が作ったプロ野球記録、42歳8カ月を58年ぶりに更新する大記録となった。 山本昌は春季キャンプで左肩を故障し、2軍での調整が続いていたが8月7日に出場選手登録。7日の阪神戦(ナゴヤドーム)で今季初勝利を挙げて以降、負けなしの4連勝となった。中日・山本昌投手「自分の完封勝利より、大事な試合で勝ててほっとしている。終盤は最後の完封かもしれないと思って楽しんで投げた。また完封できるなんて、想像していなかった」試合結果へ
第86回東京箱根間往復大学駅伝の復路が3日行われ、往路優勝の東洋大が11時間10分13秒でゴールし、連覇を達成した。 86回の歴史を誇る箱根駅伝はことしも名物「山上り」の5区で大逆転劇が演じられた。高低差860メートル以上を駆け上る天下の険は10区間最長の23・4キロ。首位と4分26秒差をひっくり返した東洋大のエース柏原竜二の激走は称賛するしかないが、総合力を問われる駅伝で全体の勝負に占める割合が山上りに偏重しすぎと疑問の声も出ている。 かつて花の2区で沸かせた早大の渡辺康幸監督は「山を爆走したチームがほぼ優勝。それが最近の箱根になっている」とエース区間の意義の低下を嘆き、早大OBの瀬古利彦氏も「1〜4区はもういらないんじゃないの」と冗談めかして言う。 背景には世界で戦えるマラソン選手の育成と強化を目的に、2006年の第82回大会から4区が短縮され、5区を2・5キロ延ばした変更がある。それ
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