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ブックマーク / www.satonao.com (4)

  • www.さとなお.com(さなメモ): グスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オケ初来日公演 初日

    昨晩、ボクは天才を目撃した。 グスターボ・ドゥダメル。 この人、21世紀を代表するマエストロになるのは間違いない。カラヤン以来の存在になるかもしれない。 というか、開いた口がふさがらなかった。 チャイコフスキー第5番。なんだこれ。え? これなに? こんなに熱くてエキサイティングで明るくて、でも繊細で正確で求心力のあるチャイコフスキー、一度も聴いたことがない。うねり、叫び、疾走する。なによりも聴いていて(見ていて)楽しい。 演奏後、口をぽかんと開けたまま、知らぬうちにスタンディング・オベーション。これほど自然かつ無意識にスタンディングしたのは生まれて初めてだ。 会場のほとんどがスタンディング。まるで欧米かのような歓声とブラボー。こんなクラシック・コンサート、観たことも聴いたこともない。コンサートというより「ライブ」である。 オケは10代20代による巨大編成なのだけど、それを見事にまとめきって

  • www.さとなお.com(さなメモ): ぼくたちは何だかあっという間に消費しちゃうね

    昨日の夜、みんなで打ち合わせしながら「福田首相辞任」の話になった。 「でもさ、一国の首相が辞任するという大事件なのに、たった1日で、もうなんだか遠い出来事みたいだな」 「そうそう。なんか遠い」 「安倍さんの時はまだ謎があった分、興味が継続したけどね」 「今回は謎がない分、あ、そう、と頭の中の引き出しにしまってオシマイ、ハイ次って感じ」 「北京オリンピックなんかずいぶん昔みたいだ」 「昔だったら1ヶ月くらいはオリンピックの話してたけどなぁ」 「もう今頃その話してるのって相当ダメな感じだよね」 「福田さんの話題が『今頃感』あるくらいだからなぁ」 「明日の広告」でも書いたが、1994年から2004年までの10年で世の中に流れる情報量は410倍になった(総務省情報流通センサス報告書より)。 たとえば街を歩いていて10個の情報、看板とか人の顔とか音楽とかに接していたのが、たった10年で4100個に増

  • www.さとなお.com(さなメモ): タモリの弔辞

    北京オリンピックが開幕しましたね。 昨日は仕事で開会式は見られなかったけど、今朝テレビで見た印象としては「さすがチャン・イーモウ」。それと、国民のインタビュー映像が流れたのだけど、みんながみんな「中国がんばれ」と言っているのが異様だということ。普通、世界平和がどうの、とか、いろんな国の人がどうの、とか言うのに、自国のことしか言わない。まだそういう段階の国であるのは知っていたけど、それにしても…。 話は変わって。 赤塚不二夫の葬儀の時のタモリの弔辞が感動的だったので、自分の記録のために載せておきます。 8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが、回復に向かっていたのに、当に残念です。われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。あなたの今までになかった作品や、その特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受

  • www.さとなお.com(さなメモ): 次の世代、次の次の世代

    今日読んだ新聞記事。 日の新聞サイトの記事はリンクがすぐ切れるので、抄録を載せておく。 産業能率大の調査によると、今春の新入社員の35歳時点の理想の年収は2000年度の調査開始以来、過去最低の749万円、現実の年収予想も過去最低の609万円と悲観的な見方が強かった。過去最高は、理想の年収が2002年度の821万円、現実の予想が2003年度の638万円だった。終身雇用制度を望む割合も66.4%と高く、同じ会社で長期間働く安定志向も根強かった。 同大企画広報課の秋山和久さんは「リストラ全盛期に思春期を迎えた世代で、頑張って働いても報われないというイメージを持っているのではないか」と分析している。(毎日新聞)世代論として、この辺の若者は数年置きに変化しているので、実に面白い。 思春期を迎えたあたり(小学校高学年〜中学生)にどういう社会環境だったか、が大事なようだ。 つまり、たとえば、1980年

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