ここで、次に示すように表中のブロック名の先頭に“Is”を付け文字列を中カッコでくくり、“\p”を付けたものが正規表現における「名前付き文字クラス」となる(文字列が漢字だけからなるかどうかのチェックは実際の業務システムではあまりないと思われるが、参考までに漢字についても併記しておく)。 \p{IsHiragana} \p{IsKatakana} \p{IsCJKUnifiedIdeographs} これらの正規表現はブロック名が示す範囲に含まれる文字と一致する。よって、例えばひらがなだけからなる文字列と一致する正規表現は次のようになる。 ^\p{IsHiragana}*$ ここで、“^”は行頭、“$”は行末にマッチし、“*”は直前の要素の0個以上の繰り返しにマッチする。正規表現とそのプログラミングについては「スマートな文字列処理のための正規表現入門」で解説されているのでそちらを参考にしていた