今日はこの旅の第一のハイライトだ。 ゴールドスミス・カレッジで「プロコフィエフ・スタディ・デイ」が催され、各地の研究者が参集する。小生のような門外漢には居場所がないという懼れと、それでもぜひ聴講したいという希望の狭間で、この日が来るのをずっと待ち続けていた。 天気は昨日と同じく上乗。日中は暑くなりそうだ。 ホテルのカフェでの朝食も早々に済ませ、気分を新たに昨日と同じ177番のバスでゴールドスミス・カレッジへ。会場とおぼしきベン・ピムロット会館はひときわ目立つモダンな建物。屋上に取り付いている彫刻はあれはたぶんアントニー・ゴームリーの作品だろう。 玄関外で煙草をふかしていたら、急ぎ足でやってくるアーカイヴ司書フィオナ・マクナイト Fiona McKnight 嬢に出くわす。初対面だが写真で見知った顔なので、こちらからご挨拶。「あなたが機転を利かせて下さったお蔭で、寄稿ができ、今ここに来ている
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