清和政策研究会(安倍派)が裏金問題で瓦解寸前だ。所属議員らが派閥の責任をあげつらう一方、にわかに注目を集めているのが森喜朗元総理(86)の動向である。自身に重大疑惑が持ち上がる中、2012年の引退後も派閥を牛耳ってきた首領が本誌(週刊新潮)の直撃に放った言葉とは。 【写真を見る】「娘は人気インフルエンサー」 立件がうわさされる池田佳隆議員 *** 最大派閥・清和会(99人)が危機的状況に陥っている。同会はかねて裏金問題の本丸と指摘されてきたものの、公式には裏金作りを認めてこなかった。 しかし今月14日に松野博一前官房長官(61)、西村康稔前経産相(61)らと共に事実上更迭された鈴木淳司前総務相(65)が15日、 「地方議会も含め、政治の世界で(パーティー券の)チケットを売って、お金をバックするのはあった。この世界で文化といえば変だが、その認識があった」 と告白。また、同じく辞任した宮沢博行