「ギグワーカー」、従業員待遇に トランプ時代の規則撤回、経済界は反発―米 2024年01月10日21時01分配信 バイデン米大統領(EPA時事) 【ワシントン時事】バイデン米政権は9日、一定の基準を満たした請負労働者を従業員と同じ待遇で扱うよう求める新規則を発表した。トラック運転手や、アプリを通じて仕事を請け負う「ギグワーカー」らが恩恵を受ける可能性があり、失業保険や最低賃金制度などが適用されるようになる。3月上旬に発効する。企業の人件費増につながるとみられ、経済界から反発の声が上がっている。 「トランプ帝国」に大打撃? 11日に最終弁論―米NY州民事訴訟 請負労働者に分類しやすくしたトランプ前政権が決めた規則を撤回する。バイデン大統領は、労働者重視の姿勢を示してきた。再選を狙う大統領選を今秋に控え、労働者層の支持拡大を狙う。 新規則では、雇用主による勤務の管理状況や、事業にとっての重要度