Python 2.5から、ctypesというライブラリが標準ライブラリに追加されました。このライブラリは、Cの関数をPython用にラッピングしてくれるライブラリで、PythonからCのライブラリ(.soとか.aとか.dllとか、環境による)中の関数を「直接」呼び出すことができます。 似たような仕組みには、SWIGや、PythonのC拡張モジュールなどがありますが、ctypesはそれらの仕組みと比べ、圧倒的に手軽なのが売りです(だと思います)。 たとえば、Python 2.5以上であれば、インタラクティブモード上で、 >>> from ctypes import * >>> libc = CDLL("libc.so.6") >>> libc.puts("hello ctypes") hello ctypes 13 のように、いきなりlibcのputs関数を呼び出すことができます(インタラク