将棋の現役のプロ棋士がコンピューターと対戦する「電王戦」が、３０日、東京で行われ、現役のプロ棋士が初めてコンピューターに負けました。 東京・渋谷区の将棋会館で先週から開かれている第２回将棋電王戦は、５人のプロ棋士が５週にわたってそれぞれ、世界トップレベルのコンピューターの将棋ソフトと戦います。 先週の１局目はプロ棋士が勝ち、２局目の３０日は、佐藤慎一四段が、去年、コンピューター将棋の世界選手権で４位となった将棋ソフト、「ｐｏｎａｎｚａ」と対戦しました。 午前１０時から始まった勝負は、開始直後にコンピューターの通信が途切れるトラブルがありましたが、復活したあとは、コンピューターが序盤から意表をつく駒の進め方でプロ棋士を攻めました。 その後は一進一退の攻防が続きましたが、プロ棋士側の残り時間が少なくなったところで一気に攻め込まれ、午後８時３分、１４１手でコンピューターが勝ちました。プロ棋士とコ

北欧フィンランドの新しいパスポートに、ページを連続してめくるとヘラジカが歩いているように見えるデザインが導入され、偽造対策と遊び心を両立させた試みとして、話題を呼んでいます。 このパスポートは、フィンランド政府が去年８月から発行を始めたものです。一見するとこれまでのパスポートと変わりませんが、ページを連続してめくると、北欧で「森の王」とも呼ばれ、フィンランドにも多く生息するヘラジカが歩いているように見える仕掛けになっています。 このデザインは、パスポートの偽造防止のために導入されたということで、一般のパスポートのほか外交官など政府職員が使用するパスポートにも取り入れられています。 デザインが導入された当初は注目されていませんでしたが、最近インターネット上の動画サイトで話題となり、偽造対策と遊び心を両立させた試みとして、世界中から注目を集めています。 パスポートのデザインに関わった担当者は「

夫婦それぞれが「へそくり」をどう使っているのか、使い道を尋ねたところ、夫は「友人との交際」と答える人が目立つ一方、妻は「子どもや生活費のために使う」と答える人が多く、使い方などに大きな違いがあるという調査結果がまとまりました。 この調査は、都内に本店がある銀行が、先月、インターネットを通じて行い、全国の結婚している男女それぞれ２５０人が回答しました。 それによりますと、「へそくりをしている」と答えた人は、夫が４５．６％、妻は４３．６％とほぼ同じで、金額も、夫が１３５万円、妻が１４１万円とほぼ同じでした。 しかし、使い道について複数回答で尋ねたところ、夫で最も多かったのは「家族でのレジャー・旅行のため」の３９．５％、次いで「友人との交際費」の３６％で、これは妻の１９．３％を大きく上回りました。 一方、妻は「子どものため」が３９．４％と最も多く、夫を２０ポイント近く上回るなど使い方に大きな違い