米議員ら移設案見直し求める 5月12日 7時47分 沖縄のアメリカ軍普天間基地を名護市辺野古へ移設するという現行案について、アメリカの有力議員らが国防総省に対し、嘉手納基地への統合案に変更することも含めた見直しの検討を求め、今後の日米間の協議に影響を与える可能性が指摘されています。 アメリカ軍普天間基地の移設を巡り、日米両政府は2006年に名護市辺野古に代替施設を建設することで合意していますが、地元沖縄の反発を受けて、実現に向けた見通しは立っていません。この問題について、アメリカ議会上院の軍事委員会のレビン委員長やウェブ委員ら民主・共和両党の有力議員3人が、11日、合同で声明を発表しました。この中で、レビン委員長らは普天間基地を辺野古に移設するという現行案は、沖縄県民の反発に加え、東日本大震災の復興に向けて日本政府が多額の費用を必要とするなか、政治的にも財政的にも非現実的だとして、国防総省